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    「マイ・ウェイ」 ワカとヒロ

    「マイ・ウェイ」ワカとヒロ
    訳詞・岩谷時子 作・Paul Anka 編曲 Osamu Shoji (東海林修)
    アルバム「ワカとヒロ/ヤング101」

    最近 ヤング101の「オレンジ」という歌が
    ラジオで放送されたとのことで
    話題になっています。
    沢山の人が この作品の深さに釘付けになり
    感動されたようです。

    あの時代に こんな垢抜けた
    すごい音楽があったのかと
    みなさん驚かれたはずです。
    最後の最後のあの音楽など
    身震いするような感覚さえあります。
    Osamu Shoji の音楽は 
    その窮状まで見える音楽なのです。

    長くOsamu Shoji の音楽を聴き続けてきた私からしますと
    当然のことなのですが
    この当然に 
    なかなかスポットライトを当ててくださる方がいないものですから
    今回のことは 本当にうれしく
    有難いことだと感じます。

    さて101にスポットライトが当たってまいりましたので
    今日はワカとヒロさんの音楽について書くことにしました。

    ワカとヒロさんのお二人が出されたこのアルバムは
    プロデュースと編曲はOsamu Shoji となっています。

    A面はすべて英語で歌われており
    通が聴くような選曲となっています。
    中でも「アメリカン・パイ」は圧巻ですが
    当時の世の中の音楽のレベルからすれば
    かなり難しい感じになっており
    子供から年寄りまでわかる音楽、というわけではありません。

    こうして今 聴いていますと
    Osamu Shoji は お二人を
    世界に出したいと思っていらっしゃったのだと思います。
    NHKの番組から出られた方達ではありますが
    目指すところは はるか彼方の
    世界に向いていたのではないでしょうか。

    B面は 日本語で歌われ
    オリジナルや
    有名なカバー曲を入れられました。
    B面は みんながわかるように
    楽しめるように、という配慮をされたのだと思います。

    Osamu Shoji もお若くて
    とてもスマートで洗練されたパワーのある編曲となっています。
    ロスに行かれていたこともあって
    日本人が作られた音楽とは 
    とても思えません。

    この作品は 今でもたくさんの人が歌われ
    だれもが知っている作品です。

    面白いのは このお二人が歌われているのは
    岩谷時子さんの訳詞バージョン、ということです。

    Osamu Shoji はこの 「マイ・ウェイ」を
    何度も何度も 違った編曲で世に送り出していらっしゃいます。
    ゆかりさんが歌われたものは 英語バージョンでしたが
    しなやかで洗練された編曲をされていますし
    五郎さんの歌われたものについては
    格調高いものや エネルギッシュなもの
    晴れやかなもの 人生を振り返るもの・・・と
    ステージにより がらりと雰囲気も変えて聴かせてくださいました。
    同じ歌でもこんなに違うのか、と
    衝撃を受けるくらいでした。

    五郎さんは10代の頃からでしたので中島淳さんの訳詞の
    「マイ・ウェイ」を歌われております。

    そしてこちらの「マイ・ウェイ」はワカのソロとなっていますが
    岩谷時子さんの訳詞バージョンです。

    「人は皆いつかはこの世を去るだろう
    誰でも 自由な心でくらそう
    私は私の道を行く」



    今 この年代で聴くと
    この詩の方が胸に強く響きます。
    長く生きてきてしまいました。

    ワカさんの声は はっきりとして
    明るさを持った声です。

    そして若いけれど貫禄がある というのでしょうか。
    みんなを導くような明るさのある声だと思いました。

    このアルバムは
    時代の先の先を走られたのだと思います。
    当時の人には難しかったのでしょう。

    けれど良い音楽は いつまでも人の心に残ります。

    今回のヤング101の「オレンジ」のことでも
    そのことを強く感じました。

    ワカとヒロ/ヤング101

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    自分一人の力ではどうにもならない時こそ「箱舟の帰還」

    「箱舟の帰還」野口五郎
    作詞・麻生 香太郎 作曲・編曲 Osamu Shoji ( 東海林 修 )

    新型コロナウィルスによって
    何気ない日常は消え去り
    目に見えないウィルスと人類は闘うこととなりました。

    これは 神様から与えられた試練なのか
    それとも何かの罰なのか
    知るすべもありませんが

    人々は 飛ぶことを禁じられた鳥のように
    息を潜めて 過ごす日々となりました。

    こんな非常事態の中にあると
    夢とか希望とか 
    恋とか愛とか・・・を考えることは 段々と難しくなり
    生と死を見つめることになります。

    追い詰められた私たちは
    結局は
    何もかも通りすぎていくことを祈りながら
    一つの場所で息を潜めて
    じっとしていることしかない、
    という現実に打ちのめされますが
    希望は持たなくてはなりません。

    どうにもならないことが起き
    希望を失いそうな時
    私は この「箱舟の帰還」を聴きます。

    苦しい日々は きっと乗り越えられる。
    明けない夜はない。
    人生には幾度となく試練が訪れ
    すべてを奪っていくこともあるけれど
    この歌のように 人生には
    きっと新しい朝がおとずれると
    この歌を聴くと信じられる。

    だから絶望せずに立っていられる。
    私にとっては それくらい大きな作品です。

    1974年より 
    Osamu Shoji は五郎さんと共に
    作品やステージを作られた期間がありました。
    考えてみれば 5,6年というのは
    長い人生から考えれば 本当に短い時間です。
    ほんの短い期間ではありましたが
    お二人の作品は いつまでも人の心に残り続けることとなりました。

    たとえば このことを 誰一人、語らなくなったとしても
    その耳に その心に その記憶に問えば明らかだと思うのです。

    Osamu Shoji は その想いを
    野口五郎という歌手に託されました。
    託せる相手だからこそ ここまでの作品が生まれたのだと思います。

    はじめは 五郎さんをロックスターに仕上げたかったと言われていましたが
    頑なに 理想を貫くファンの心を理解され 寄り添われました。

    五郎さんは 
    太陽のように輝く スターとは 少し違っていました。

    ファンは 五郎さんの 光り輝く その裏側の
    翳りの部分に強く惹かれていたのです。
    太陽というよりは むしろ月のようでもありました。

    違った例えで言い変えますと

    霧のむこうに見える 見たこともないような
    輝きを放つ美しいものを 目を凝らして懸命に見つめる
    そんな感じだったようにも思います。

    愁いを秘めたしっとりとした やわらかい歌声。
    何かを秘めている・・・

    それこそが
    唯一無二の
    野口五郎という歌手の魅力だと思うのです。

    その素晴らしい歌声を持つ五郎さんに
    Osamu Shoji は 
    聴く人に語りかけるような歌を作られました。

    人生を語り
    愛を語り
    この心の痛みに寄り添ってくれたことを想います。

    闇の中で 行く道を照らす
    月のような美しさと優しさで
    手を差し伸べてくれるような
    人生の応援歌でした。

    迷う時は ぜひ聴いていただきたいのです。
    「箱舟の帰還」を
    「されど青春」を
    「少女よ」を・・・。

    名曲はたくさんあります。

    私は いつも聴いています。
    きちんと自分の人生を貫けるように。

    命日ですので 
    天国に届くように
    祈りとともに書かせていただきました。
    ***
    「箱舟の帰還」が生まれた時期の音源はこちらです。

    『GORO ON STAGE 故郷に帰るII '76.4.29 美濃市体育館』
    20170727goro3

    http://tower.jp/item/4534157/GORO-ON-STAGE-%E6%95%85%E9%83%B7%E3%81%AB%E5%B8%B0%E3%82%8BII-'76-4-29-%E7%BE%8E%E6%BF%83%E5%B8%82%E4%BD%93%E8%82%B2%E9%A4%A8%EF%BC%9C%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E9%99%90%E5%AE%9A%EF%BC%9E

    「女と男」~小舟と海~ カルメン・マキ

    「過ち」 カルメン・マキ
    作詞・なかにし礼 作曲・田辺信一  編曲・Osamu Shoji(東海林修)
    1969年 アルバム「アダムとイヴ」

    何度見ても
    このアルバムジャケットは気持ち悪いけれど
    音楽は 心の深い闇を目を凝らして見つめるような
    深い作品です。

    作品は「アダムとイヴ」がテーマ。
    男と女が この世にいる意味さえも
    誰もが考えることをやめてしまったような
    この時代だからこそ
    このアルバムが復刻されたのでしょう。

    4人の作詞家と8人の作曲家が作ったこのアルバム。
    Osamu Shojiは 1作品の作曲と5作品の編曲を担当されました。
    Osamu Shojiの音楽はリアルであり
    胸に問う音楽となっています。

    女と男・・・
    それは 小舟と海のようでもあり・・・・

    「小舟が
    海を憎んで五億年
    見知らぬ海をさがし求めて
    海をさまよう悲しみよ
    でも謎は解けない」

    なかにし礼さんの詩がとてもいい。

    愛と憎しみは紙一重。

    この世界で 
    人は愛し合い
    求めあい
    満たしあい
    惑わし 
    惑わされ
    時に憎しみあい
    生きている

    あまりにもちっぽけな世界に
    必死にしがみつきながら・・・・。

    広い海の上に 小舟を浮かべて
    強く感じられるのは何だろう。

    この歌を聴きながら
    深くイメージしてみる。

    小舟の中の自分をイメージする。

    光を放つ波の眩しさだろうか
    それとも透き通った海の水の美しさだろうか
    どこまでも広がる空の優しさだろうか

    たぶんきっと
    この胸を支配するのは
    孤独なのだろうと思う。

    Osamu Shojiの音楽の深さを想います。
    収録作品
    ★アダムとイヴ
    ★欲望
    ★種子
    ペルソナ
    嘘とほんと
    ★女と男
    子供

    ★本能
    ★★過ち

    ★編曲作品
    ★★作・編曲作品

    アダムとイヴ
    メンタルが強い方はどうぞお聴きください。
    あまりにも深いです。

    「過ち」 カルメン・マキ

    「過ち」 カルメン・マキ
    作詞・なかにし礼 作曲・ 編曲・Osamu Shoji(東海林修)
    1969年 アルバム「アダムとイヴ」

    2016年に アルバムが復刻していた
    カルメン・マキ「アダムとイヴ」

    どんなに長く生きて
    どんなに文明は発達して
    どんなに進化していったとしても

    人は 生まれてきた意味と
    生きている意味を考え続ける。

    そしてこの世の先の世界のことも
    考えるけれど
    結局は なにひとつわからない。

    1969年の カルメン・マキさんの
    この問題作が 時間を経ても こうして復刻されるのは
    その深さが 聴く人の心に問うものだからだと思います。

    何もしなくても 人生は何かに飲み込まれるように動いていく。

    長く生きていると 目に見えないものの力を強く感じる。
    自分の意志とは まったく違うところで
    誰かがこの人生を動かしている。

    人は罪深い。
    嘘も 偽りも 秘密もない人生であれば
    何の苦しみも痛みもない。
    そんな人生であれば この世はご褒美に与えられたものだけれど
    人生は修行の場だから
    そんな人生は ほぼないのでしょう。

    痛みに耐えながら生きる意味を探す。
    何処から来て 何処に行くのか 知りたいと もがく。

    この「過ち」は そういう 人の心の奥深くに問いかける言葉と音楽です。

    このアルバムの最後を飾るこの作品。

    「歩いているだけで 足跡がのこる
    許してほしい 許してほしい
    ふりかえるのが怖い」

    この歌詞がわかる人は
    人生の経験を積まれた人でしょう。

    心の中に 囁きが聞こえる。
    尋ねたいことはあるけれど
    答えなど帰って来ない。
    もしかしたら その問いの答えを言っているのかもしれないけれど
    自分には まるでわからない。

    この歌の間 フランス語の囁きが流れているけれど
    そういう感じなのではないかと思います。

    独特な世界観。 
    この孤独。
    罪深さ。
    自分と向き合うことになるので
    いつもは聴けない。

    でも  不思議と 時々 出して聴きたくなるような作品です。

    東海林先生は 今頃 遠い世界で
    すべてを悟って
    穏やかに下界を見下ろしていらっしゃるかしら。

    収録作品
    ★アダムとイヴ
    ★欲望
    ★種子
    ペルソナ
    嘘とほんと
    ★女と男
    子供

    ★本能
    ★★過ち

    ★編曲作品
    ★★作・編曲作品

    アダムとイヴ
    メンタルが強い方はどうぞお聴きください。
    あまりにも深いです。

    【番外編】みんなに聴いてみてほしい作品。

    【番外編】みんなに聴いてみてほしいOsamu Shojiの作品。

    先生は亡くなられて1年以上経ちますが
    私は先生の音楽はいつも聴いています。

    これほどの素晴らしい音楽、
    語り続けることが 私の使命ですので
    これからも語って行きますが
    今日は番外編です。

    先生の音楽を聴いていると
    ものすごくカッコイイしクールだよなぁ~、
    こんな素晴らしい作品が
    埋もれてしまうのは 本当に悲しいことだな、と思いますので
    今日は みなさんに今一度聴いていただきたい作品をご紹介します。

    Osamu Shojiの音楽というのは
    10年どころではない、20年も30年も先を行くような音楽でした。
    ですから リアルタイムで聴かれた人は
    とても難しいと感じられたかもしれませんし
    和臭がしないので 馴染みにくかったかもしれないのですが
    今 やっと時代が追い付いてきましたので
    今が丁度いいのではないか、とも思います。

    「美しい」というのは「自然である」ということですので
    心地よくあっという間に終わってしまう音楽でもあります。
    Osamu Shojiの音楽は 本当に美しいのです。

    ぜひ機会がありましたら 聞いてみていただきたいです。

    では 私の 今の気持ちでお勧めの作品です。

    トワ・エ・モア「地球は回るよ」
    もう本当にゴキゲンな作品です。
    爽やかで 晴れ晴れとして
    心が明るく楽しくなります。
    音楽を聴くだけで とても幸せな気持ちになれます。
    地球は回るよ

    伊東ゆかり「愛するあした」
    とても清々しく 透き通った世界の中で輝くような
    美しい世界です。
    心が洗われるような世界です。
    うっとり・・・。
    愛するあした

    ヤング101「空と海がとけあうとき」
    しみじみ 名曲なんですよね・・・。
    朝焼けの空と海を眺めるような
    幻想的でもあり 希望があふれるようでもあり・・・。
    Osamu Shojiならではの美しさでありスケールの大きさです。
    このまま埋もれてしまうには 本当に惜しい気がします。
    空と海がとけあうとき

    ヤング101「怪獣のバラード」
    今では 合唱曲として親しまれていますが
    当時のヤング101の「怪獣のバラード」は
    本当に素晴らしい出来です。

    イントロのあのエキサイティングなピアノは
    Osamu Shoji自身が弾かれていますし
    パワフルで グッと胸に来る一曲です。
    最近聴きながら思ったんですけど
    ヤング101の この時のメンバーの声質も
    とっても素晴らしいです。
    みなさん いいお声で 歌が上手い!!
    他の人たちが歌ったらこんな風にならなかったと思います。
    最高の出来栄えなんですよね。
    とても素敵な歌声で。
    そのことも讃えたいと思いました。

    けれど もう この歌は 当時のメンバーで
    公の場で歌われることはないでしょう。
    残念なことです。
    先生が元気にしていらっしゃる間になんとかしていただきたかったです。
    ステージ101

    朱里エイ子「AH SO!」
    ロックと和の融合というのでしょうか。
    三味線なんですけど とにかくカッコイイんです。
    感嘆するばかりです。

    すごいっ。
    これこそクール!!
    本当に たくさんの人に聴いてほしい作品です~。
    AHSO
    今回は特に カッコイイ作品にスポットライトを当てて書いてみました。

    「クシコスポスト」Osamu  Shoji(東海林 修)(アルバム「THE EVENT」)

    「クシコスポスト」Osamu  Shoji(東海林 修)
    作曲・ ネッケ 編曲・シンセサイザー演奏 Osamu Shoji(東海林 修)
    (アルバム「THE EVENT」)
    1997年発売

    運動会といえば なんといってもこの曲でしょう。
    秋も運動会があちこちで催されましたが
    この曲がかからない運動会なんてあるのでしょうか?

    この曲を聞くと
    赤頑張れ~っ 白頑張れ~~っ
    と 条件反射的に叫んでしまいそうです。

    そして競技には順位がつきます。
    ドキドキしながら 待つあの緊張の時間や
    スタートしてからの 必死な感じや焦る気持ち
    そういうものが この一曲でドッと押し寄せてきます。
    運動会で聴く この曲は
    なんとも重く聞こえ せきたてられて
    もう必死な感じになったものでした。

    しかし このアルバムのOsamu Shojiの「クシコスポスト」は
    軽やかで 楽しく
    ルンルンで聴ける感じです。
    これが シンセサイザーの良さなんだと感動しました。
    心が軽く明るくなります。

    とても良い仕上がりです。

    私はとっても気に入ってます。
    復刻されたら たくさんの人に聴いていただきたいです。

    ジ・イベント
    収録作品
    1.オープニング(Shoji)
    2.月のサンバ(Shoji)
    3.アニトラの踊り(グリーク)
    4.双頭の鷲の下に(ワーグナー)
    5.ワシントンポスト(スーザ)
    6.幻想即興曲(ショパン)
    7.星条旗よ永遠なれ(スーザ)
    8.山の魔王の宮殿にて(グリーク)
    9.ピカデリー(サティー)
    10.士官候補生(スーザ)
    11.パスピエ(ドビッシー)
    12.愛の夢(リスト)
    13.海を越える握手(スーザ)
    14.クシコスポスト(ネッケ)
    15.青い靴(Shoji)
    16.グリーンスリーブス(Trad.)
    17.ペンシルパニアポルカ(作者不詳)
    18.スイス軍の行進(ロツシーニ)

    「山の魔王の宮殿にて」(アルバム「THE EVENT」)

    「山の魔王の宮殿にて」 Shoji(東海林 修)
    作曲・グリーク 編曲・シンセサイザー演奏 Osamu Shoji(東海林 修)
    (アルバム「THE EVENT」)
    1997年発売

    元気を出すには 元気になれる音楽があればいいと思います。
    このアルバム「THE EVENT」は 元気に動ける音楽がいっぱいです。

    とかく 深く物事を考えすぎ
    ひとつのことに囚われすぎて
    うずくまり動けなくなりがちですが
    このような パワーのある音楽を聴いていると
    気持ちも軽くなり 心もすっきりとして
    身体は けっこう動いています。

    今日はあれもしてこれもして・・・と
    予定がいっぱいの時にも こういう音楽が流れていると
    リズミカルに楽しく動けて
    いろんなことが捗ります。

    みんなが知っているクラッシックや行進曲などが入っていて
    それをシンセで演奏されているわけですが
    楽しさいっぱいなのです。

    グリークの「山の魔王の宮殿にて」も
    あぁこんな風にアレンジしてあるのか!!と
    Osamu Shojiの編曲の
    プロフェッショナルな楽しさにニッコリとしてしまいます。

    そして このアルバムの オリジナル作品が
    抜群にカッコイイです。

    復刻されることを祈っています。


    ジ・イベント
    収録作品
    1.オープニング(Shoji)
    2.月のサンバ(Shoji)
    3.アニトラの踊り(グリーク)
    4.双頭の鷲の下に(ワーグナー)
    5.ワシントンポスト(スーザ)
    6.幻想即興曲(ショパン)
    7.星条旗よ永遠なれ(スーザ)
    8.山の魔王の宮殿にて(グリーク)
    9.ピカデリー(サティー)
    10.士官候補生(スーザ)
    11.パスピエ(ドビッシー)
    12.愛の夢(リスト)
    13.海を越える握手(スーザ)
    14.クシコスポスト(ネッケ)
    15.青い靴(Shoji)
    16.グリーンスリーブス(Trad.)
    17.ペンシルパニアポルカ(作者不詳)
    18.スイス軍の行進(ロツシーニ)

    「あなたはいない」中尾ミエ

    「あなたはいない」中尾ミエ
    作詞・なかにし礼 作曲・平尾昌晃 編曲・Osamu Shoji(東海林修)
    1968年1月発売シングルA

    「花のさだめ」のB面。
    「可愛いベイビー」という 洋楽のカバーでデビューされ
    いきなり大ヒットとなり 華々しく登場されたミエさんとOsamu Shoji。

    なんといっても ミエさんの洋楽のカバーは パワーがあり魅力がありました。
    66年の「チム・チム・チェリー」までは
    もう最高に素晴らしかったのに
    その路線のままでいて欲しかったのに・・と
    正直思ってしまいます。
    (そもそも この超名曲「チム・チム・チェリー」が
    A面でなくB面なのですから信じられません。)

    68年のこのレコード・・・このオリジナル曲は
    どうしてこんな演歌風になってしまったのだろう、と
    正直 びっくりしました。

    この作家陣であれば ダントツに
    もっと明るく 垢抜けた スターにふさわしい美しい作品が
    作れたでしょうに、と なんか泣けてきます。
    誰も真似できないような 華やかな作品にしていただきたかったです。

    けれど 世の中の動きに合わせて
    天界の人が 地上の庶民のレベルに合わせようと
    懸命に無理をされた感があり
    そういうことはする必要などなかったのに・・・と思います。

    この年のヒット曲は「星影のワルツ」「恋のしずく」「ゆうべの秘密」「伊勢佐木町ブルース」・・・

    女性は完璧にお色気路線が求められる時代になっていたのですね。

    ミエさんが こんな演歌風の歌を歌われるようになったことに
    Osamu Shojiも きっとさみしさを感じられたのではないでしょうか。
    もっと 華やかで 明るい歌を ミエさんには歌ってほしいと
    誰もが思うと思いました。

    このレコードのジャケットも とっても可愛くて 垢抜けています。
    なんだか アンドゥトロワ、と ワルツでも歌ってくださるのでは、と
    期待して聴くだけに 重い演歌風の作品に衝撃を受ける感じです。

    Osamu Shojiは その後1971年に「100ストリングス」という
    素晴らしいストリングスだけの音楽の編曲をされましたが
    そういう優雅な雰囲気の 作品を ミエさんには作りたかったのではないかなぁ・・と
    時代と照らし合わせながら感じました。

    相性の良い歌手と作家だけに
    もっと 自由に作らせてあげてほしかったなぁ、と
    強く感じました。
    花のさだめ