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    「パリは霧にぬれて」(PIANO SOUND「明日に架ける橋」)

    「パリは霧にぬれて」(PIANO SOUND「明日に架ける橋」)
    作曲・G.Becaud 編曲・Osamu Shoji ( 東海林 修 )
    ピアノ・ポール・牧田
    演奏・モダン・ポップス・オーケストラ

    CDケースに山のようなCDが収納されており
    すっかりと聴くことを忘れておりました。
    昨日 あぁ こういうのがあったのだと
    久しぶりに手に取って
    聴いてみました。

    ピアノ演奏がメインになっていますが
    オーケストラで聴く 優雅で品の良い音楽。

    かつて ポールモーリアとかカラベリとかのオーケストラで聞く
    軽音楽のレコードは けっこう どの家庭にもあって
    みんな好んで聞いていた時代があったと思います。

    ヨーロッパの風を感じる・・というのか
    しなやかでやわらかな音楽でした。

    それは 私たち日本人の
    ヨーロッパへの憧れでもあったのですが

    まさか 日本人で
    このように優雅で美しく
    和臭のしない音楽を作れる人がいるなんて 
    夢にも思わなかったのだと思います。

    けれど ちゃんといたのです。
    東海林 修という音楽家が。

    そのことを もっと世の中の方には
    知っていただきたかったと思います。
    ほんとうに 泣けてきます。

    燈台下暗し・・・・
    ほんとうに みなさんには気づいていただきたかったです。
    ポールモーリアとか カラベリのLPより
    made in Japanの このアルバムを買って
    聴いていただきたかったです。

    このアルバムを流せば
    ささやかな わが家のリビングが
    まるで喫茶店のように
    くつろげる空間に変わります。

    良い音楽を聴きながら飲む珈琲は
    いつもより二倍も三倍も美味しいのです。

    「パリは霧にぬれて」
    しっとりと 胸を包むような 甘い旋律。
    ドラマチックで 
    パリのセーヌ川のほとりの
    美しい景色の中で たたずむ二人をイメージします。
    めまいがするような ムードのある音楽。

    エンディングの ピアノは
    Osamu Shojiの オリジナルのメロディ。

    甘い余韻がたまりません。
    ピアノサウンド「明日に架ける橋」

    収録作品
    1.明日に架ける橋
    2.サンホセへの道
    3.シバの女王
    4.スかポロ・フェア
    5.ロング・アンド・ワイディング・ロード
    6.アルフィー
    7.フレンズ
    8.ある愛の詩
    9.エイプリル・フール
    10.パリは霧にぬれて
    11.ミスター・ロンリ―
    12.小さな願い
    13.恋はフェニックス
    14.青い影

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    「ラブ・ミー・トゥナイト」(Love Me Tonight)布施明

    「ラブ・ミー・トゥナイト」(Love Me Tonight)布施明
    作詞・作曲Reed,Stephens 編曲 Osamu Shoji(東海林 修)
    1970年「布施明ダブルデラックス」

    ここ数日は 布施さんの歌を重点的に聴いています。
    昨日は
    1969年に発売されたトム・ジョーンズの
    「That Wonderful Sound」のカバー作品について書きました。

    今日は 「ラブ・ミー・トゥナイト」
    あれっ これもトム・ジョーンズさんなのですね。
    布施さんは この方がお好きだったのでしょうか。

    もうノリノリで歌われています。
    たぶん「シクラメンのかほり」以降しか
    知らない人が聴かれたら
    びっくりされるでしょう。

    若いころは こんなに感情移入されて
    情熱的に歌われていたのですね。

    だけど ノリノリに歌ってしまうのは当然です。
    だってOsamu Shojiのアレンジが
    最高にかっこいいからです。

    Osamu Shojiは アレンジをそのままコピーされるようなことは
    絶対にされません。
    そのことは いつもおっしゃっていました。
    プライドをかけて仕事をされていました。
    Osamu Shojiは 常に新しい世界を創造されていました。

    ですからOsamu Shojiのアレンジで歌われれば
    その歌は その歌手のオリジナル曲のように輝きました。
    Osamu Shojiの作品を知っている方は
    きっと大きく頷いて ここを読んでくださっていると思います。

    この「ラブ・ミー・トゥナイト」は
    テンポも少し上げて
    アレンジも 明るくスッキリと華やかに仕上げてあります。
    ブラスのアレンジも心地よいです。

    いやーこれはとても 布施さんに合っています。
    ゴキゲンな作品です。

    やっぱり Osamu Shojiの 洋楽のカバーは
    超かっこいいなぁ~~っ。

    ・・・とここで 思う。

    布施さん こんなオリジナル曲を歌われてた・・・と。
    1973年の「甘い十字架」。
    たぶん この歌にインスパイアされ
    生まれた作品なんだろうなぁ、と。

    アレンジは 原曲でなく Osamu Shojiのこの編曲作品を
    イメージされたのだと思います。
    id_6009075211.jpg
    収録作品
    <ヒット曲コーナー>
    ときめき
    バラ色の月
    華麗なる誘惑
    愛の園
    おもいで

    霧の摩周湖
    <新曲コーナー>
    愛の虹
    あなたが私を愛するように
    ある朝
    ☆彡こたえ
    その人の名は言えず
    船出
    <外国曲コーナー>
    ☆ビートルズ・メドレー
      イエスタデイ
      オー・ダーリン
      ヘイ・ジュード
    ☆ラヴ・ミー・トゥナイト
    ☆ワンダフル・サウンド
    ☆ウイズアウト・ユー
    ☆R&Bメドレー
     キープ・オン・ランニング
     スピニング・ホイール
     ドント・ファイト・イット

    ☆組曲「旅」
     孤独な都会
     たそがれの出逢い
     幸せな日々
     別離(わかれ)
     夢のまの人生

    ☆彡作・編曲作品
    ☆ 編曲作品

    「ワンダフル・サウンド」(That Wonderful Sound)布施明

    「ワンダフル・サウンド」(That Wonderful Sound)布施明
    作詞・作曲Reed,Stephens 編曲 Osamu Shoji(東海林 修)
    1970年「布施明ダブルデラックス」

    1969年に発売されたトム・ジョーンズの
    「That Wonderful Sound」のカバー。

    ご本家とは アレンジもガラリと変えられて
    布施明さんの 若さとパワーのあふれる世界となっており
    魅力のある晴れやかな世界。

    布施さんの 
    歌える喜びがあふれるような歌声は
    聴けば聴くほど心地よくなって
    おぉ いい歌だなぁ~、と思う。

    アレンジも 進化されており
    Osamu Shojiのシンセの世界の
    扉を開くような感じさえする新鮮な世界。

    ♪But most of all I just want to hear・・・
    That wonderful sound I love you♪

    ここからのサビのところもとても良い。
    そしてスカッとするような 晴れやかな歌唱が
    聴く人の心を明るくします。

    このころの 布施さんは 
    とてもうれしそうに歌われていて
    若さが弾けています。

    布施さんは 洋楽も大好きだったんだなぁ、ということもよくわかります。
    Osamu Shojiの編曲は この作品を布施さんのオリジナルのように
    感じさせてくれます。
    id_6009075211.jpg
    収録作品
    <ヒット曲コーナー>
    ときめき
    バラ色の月
    華麗なる誘惑
    愛の園
    おもいで

    霧の摩周湖
    <新曲コーナー>
    愛の虹
    あなたが私を愛するように
    ある朝
    ☆彡こたえ
    その人の名は言えず
    船出
    <外国曲コーナー>
    ☆ビートルズ・メドレー
      イエスタデイ
      オー・ダーリン
      ヘイ・ジュード
    ☆ラヴ・ミー・トゥナイト
    ☆ワンダフル・サウンド
    ☆ウイズアウト・ユー
    ☆R&Bメドレー
     キープ・オン・ランニング
     スピニング・ホイール
     ドント・ファイト・イット

    ☆組曲「旅」
     孤独な都会
     たそがれの出逢い
     幸せな日々
     別離(わかれ)
     夢のまの人生

    ☆彡作・編曲作品
    ☆ 編曲作品

    「ジェラシー」(「決定版!これぞコンチネンタル・タンゴ」)

    「ジェラシー」(「決定版!これぞコンチネンタル・タンゴ」)
    作曲・マコブ ガーテ 編曲・Osamu Shoji(東海林修)
    ニュー・コンチネンタルンタル・タンゴ・オーケストラ

    「決定版!これぞコンチネンタル・タンゴ」は
    東海林先生が亡くなられてから
    よく聴くようになりました。

    しみじみと 先生の作られたオーケストラで聴く音楽は
    なんて美しいのだろう、と
    今さらながら 身に沁みます。

    歌謡界、音楽界を 常に牽引されてきた先生です。
    睡眠時間もほとんど取れないほど
    音楽を作られていた時代もありました。

    先生の音楽を聴いて どれほどの方が育たれたでしょうか。
    歌謡曲はもちろん、
    このようにオーケストラで聞く 世界の音楽や、
    吹奏楽「ディスコ・キッド」。
    さよなら銀河鉄道999などのアニメーションの音楽や
    シンセサイザー音楽。

    素晴らしい音楽を世に送り出されました。

    たくさんの人たちが 先生の音楽で育ち、
    また、音楽を志す方々が 先生の音楽から学ばれたことは
    とても大きかったのではないか、と思っています。

    人が大切に聴き続けてくれることが
    最大の評価なのです。

    今も先生の音楽を語ってくださる方々の声を聴くと
    胸が熱くなる思いです。
    遠い天界で 先生も喜んでくださっていることでしょう。

    「ジェラシー」は 情熱的でドラマチック。
    ライナーに書いてある「情熱的で悩ましいタンゴ」という言葉が
    ぴったりだと思いました。

    若き日々には このように ジェラシーを感じることも
    あったかもしれません。

    けれど人生経験、いろいろとありすぎると
    段々と悟りが開けて・・・
    いや もしかすると激しい人生に疲れて
    ジェラシーも感じなくなってしまいます。

    哀しいかな、ジェラシーは
    未熟ではあっても
    若さに寄り添うものなのです。

    もう 静かな人生が良いのですが
    このようなタンゴのアルバムで
    心の熱さを失くさないようにしたいと思います。

    コンチネンタルタンゴ

    収録作品
    奥様お手をどうぞ
    ジェラシー
    真珠とり
    オレ・ガッパ
    小さな喫茶店
    夜のタンゴ
    ラ・クンパルシータ
    碧空
    バラのタンゴ
    ヴィオレッタに棒げし歌
    夜のヴァイオリン
    イタリーの庭
    カミニート
    月下の蘭

    「欲望」~蛇を飼う唄~ カルメン・マキ

    「欲望」~蛇を飼う唄~ カルメン・マキ
    作詞・高橋睦郎 作曲・土田 啓四郎編曲・Osamu Shoji(東海林修)
    1969年 アルバム「アダムとイヴ」

    2016年に アルバムが復刻していました。
    カルメン・マキ「アダムとイヴ」

    このアルバムのテーマは アダムとイヴ
    旧約聖書から 紐解く 男と女。

    人は生れながらにして罪深いのだろうか。

    そう問いたくなるような問題作です。

    この「欲望」は 組曲のような仕上がりとなっています。
    音楽的には楽しめる作品ですが
    とにかくテーマが重い。

    これは カルメン・マキさんが
    若くて怖いもの知らずであったから歌えたのだと思います。

    まず 経験を重ねて 人生の試練をたくさん受けて
    生きてきた人あれば
    この歌は歌えない。

    「いつからか あたしは飼ってる
    あたしの中にちいさな蛇」

    確かに・・・・若い経験の少ない時代には
    そんな風に感じることもある。

    若く 情熱が溢れすぎて
    パワーを持て余している時代には
    自分の中にうごめくものを感じることもあるでしょう。

    だけど 人生の試練と修行を繰り返すうち
    そういうものは感じなくなる。
    たぶん いなくなってしまったからでしょう。

    若さゆえ、なのだと思います。

    このような とても重いテーマに
    果敢に挑戦されたカルメン・マキさんは
    すごいと思いますし
    緻密で繊細で 格調高い音楽をつくられる
    Osamu Shojiの音楽だからこそ
    きちんと伝わる世界なんだと思います。

    収録作品
    ★アダムとイヴ
    ★欲望
    ★種子
    ペルソナ
    嘘とほんと
    ★女と男
    子供

    ★本能
    ★★過ち

    ★編曲作品
    ★★作・編曲作品

    アダムとイヴ

    「ステラ・マリス」Osamu Shoji( 東海林 修 ) (アルバム「Cream Puff」)

    「ステラ・マリス」Osamu Shoji( 東海林 修 ) (アルバム「Cream Puff」)
    作曲・編曲 シンセサイザー Osamu Shoji( 東海林 修 )
    2004年発表

    東海林先生は亡くなられましたが
    先生とは ソウルメイトなので
    またあちらの世界でお逢いできると思っています。
    そう思うと 悲しみより楽しみが勝ります。

    だからそれまでは
    残してくださった音楽を大切に聴きます。

    2004年発表のアルバム「Cream Puff」。
    このアルバムの音楽を聴くと
    先生はこの時は とても穏やかな気持ちでいらして
    楽しまれていたのだと しみじみと感じます。

    このアルバムは 幸せな食の一コマを切り取るように作られています。

    幸せな出会い。
    ともに囲む食卓・・・・
    そしてそれが オシャレで品が良く
    美しい景色を眺められる場所であれば
    記憶は消えないものとなって
    いつまでも心に残り続けます。

    食はおもてなしの心
    そして絆・・・・
    ともに生きた記憶なのだと思います。

    そういう気持ちで作られたであろうこの作品。
    おだやかで満ち足りた世界。

    「ステラ・マリス」
    この作品はアルバム最後の一曲。
    タイトルも見ずに この音楽を聴いたとき
    ここはきっと天国なのだと 感じました。
    静かで穏やかで心安らぐ。

    ステラ・マリスとは海の星。
    それは聖母マリアさまを意味する。

    きっと先生も今は天国で
    すべての真実を知り
    安心して 微笑んでいらっしゃるのではないでしょうか。

    とても大きくて心が安らぐような名曲です。
    Cream Puff


    収録作品
    1.ようこそ
    2.シャンパーニュ
    3.アミューズ・グール
    4.クリーム・パフ
    5.別れの朝
    6.キーボード天国
    7.いろいろな場面
    8.いろいろな場面-2
    9.ヒーロー
    10.パラダイス
    11.オージー・パーティー
    12.ステラ・マリス

    「座頭医師」 Osamu Shoji( 東海林 修 )(BRACK JACK IMAGE ALBUM)

    「座頭医師」 Osamu Shoji( 東海林 修 )(BRACK JACK IMAGE ALBUM)
    曲・演奏 Osamu Shoji ( 東海林修 )
    1993.12.1発売

    私のイメージの中で
    ブラックジャックと東海林先生はどこか重なるところがあります。

    孤高を持する人・・・というのでしょうか。
    常に 信念を持ち 
    寡黙でもあり 物事に動じない方でありました。

    私が卑下したことを言ったり
    へりくだりすぎたりすると
    そのように 言う必要などない、と
    常に教えていただけました。

    自分を自分で落とす必要などない。
    堂々としていれば良い。

    先生に教えていただけたことは大きいです。

    私も残りの人生
    自分に誇りを持ち 胸を張って生きていくつもりです。

    「座頭医師」
    ミステリアスでもあり
    オリエンタルな世界をイメージします。

    この作品から
    先生の作品「東洋」へと繋がっていると思いました。

    ブラックジャックのアニメの物語も
    とても強烈に心に残りますが
    音楽は ほんとうにわずかに聞こえる感じで使われていましたので
    このアルバムはうれしいです。

    ブラックジャックイメージアルバム

    「夢の庭園」Osamu Shoji( 東海林修 )(アルバム「Utopia‐夜」)

    「夢の庭園」Osamu Shoji( 東海林修 )(アルバム「Utopia‐夜」)
    作曲・編曲・シンセサイザー演奏 Osamu Shoji( 東海林修 )

    Utopiaシリーズは 私の大好きなアルバムですので
    自分の中に音楽が馴染んでおり
    聴けば安らぎを感じる世界です。

    キーワードは 上質で品がありオシャレである、ということ。
    Osamu Shojiの音楽は 私が求める世界に
    ぴったりと当てはまります。

    「夢の庭園」
    まるで それは遥か天界にある 安らぎの世界。

    そこにあるのは 美しい思い出でしょうか。
    それとも 優しく微笑む面影でしょうか。

    身体を失くして 魂となり
    逆に自由になって
    光のように飛び回れる。

    そんな世界でしょうか。

    Osamu Shojiは 遠い天界へと旅立たれましたが
    今頃は こんな音楽がぴったりの
    静かで美しい安らぎの場所で
    美しい音楽を奏でていらっしゃるのでしょう。

    いつかまた そんな安らぎの場所で
    再会できることを願っています。
    Utopia夜


    「ヒア・ゼア・アンド・エヴリウェア」( Here, There and Everywhere)(アルバム「ある愛の詩」)

    「ヒア・ゼア・アンド・エヴリウェア」( Here, There and Everywhere)(アルバム「ある愛の詩」)
    作曲・ ポール・マッカートニー、 ジョン・レノン 編曲 Osamu Shoji (東海林 修)
    1971年8月発売 アルバム「ある愛の詩」。

    11月に入ってくると
    少し暖かく感じられるような音楽が恋しくなってきます。
    今日は「Music by Candlelight」を聴いて
    改めて なんてすばらしいアルバムなんだろうと
    感動しましたけど
    もう全曲書き尽くしてしまったので
    今日は 他に聞いたアルバムから書きます。

    アルバム「ある愛の詩」

    この時期 Osamu Shojiは渡米されていました。
    上月晃さんの依頼により 日生劇場でのリサイタルのお仕事のため
    帰国されたのですが
    そのときに作られたアルバムであると
    ライナーに書かれています。

    アメリカのミュージシャンも参加したこのアルバム
    とてもパワーがあり アメリカの風を感じるような
    自由な感覚と大きさを感じます。

    この作品は
    たとえば 寒い冬
    暖炉の前で くつろぐような温かさです。

     Osamu Shojiの作られた音楽のすばらしさを
    しみじみと実感する日々です。


    ある愛の詩
    収録作品
    「ある愛の詩」
    「美しき人生」
    「ふたりの誓い」
    「雨を見たかい」
    「恋は翼にのって」
    「晴れた日には白いドレス」
    「あなたの記憶」
    「二人の週末」
    「愛する瞬間」
    「ヒア・ゼア・アンド・エヴリウェア」
    「僕のうたは君のうた」
    「たそがれの都会」


    トランペット ドン・レイダー、
    ドラムス ボブ・二―ル、
    エレキ・ベース クライド・ホーガン、
    ピアノ 飯吉馨、
    ギター 神谷重徳、
    ストリングス 多忠昭アンサンブル

    「サヨン賛歌」菅原洋一(幻想組曲「サヨンの鐘」)

    「サヨン賛歌」菅原洋一(幻想組曲「サヨンの鐘」)
    作詞・麻生 香太郎 作・編曲 Osamu Shoji( 東海林 修 )

    アルバム「サヨンの鐘」は
    Osamu Shoji の作・編曲作品です。
    (一曲のみ作曲者が違いますが)
    そして指揮もOsamu Shoji によるもので
    シンフォニーオーケストラによる管弦楽組曲です。

    幻の少女サヨンの 悲しくも美しい愛の物語が 
    この胸いっぱいに映し出されるような
    Osamu Shoji の作・編曲 指揮による
    素晴らしいオーケストケーションを聴くことが出来ます。

    物語は悲劇へと導かれますが
    胸に染み渡る美しい面影のような
    豊かな響きが 心を満たします。
    一枚のアルバムで 物語が語られているのです。

    その組曲の中に数曲 歌が入っています。
    4曲目と12曲目の「サヨン賛歌」は同じ歌ですが
    アレンジが違います。

    最初の作品は 今まさに幸せのさなかに歌う賛歌。
    そしてあとの作品は 失った愛しい存在を想い
    魂を送るように歌う「サヨン賛歌」です。

    「ふと立ち止まり
    遥かな道を振り返るとき
    恋人よ 私の心は 
    秋の風の さやけさのようだ
    時に傷つき 時にくじけても
    お前がそばにいてくれたから
    私は今日まで 歩いてきた」

    遠い遠い空の向こう
    青い青いその空の彼方に眠る
    愛おしいあの人を想い
    祈りとともにこの歌を捧げる。

    幸せな記憶を胸に抱きしめる。

    いつかまた ふたたび
    逢えると信じながら。

    生きているうちに
    心から愛せる人に出逢えれば
    どんな別れであっても
    人は幸せです。

    報われようが報われまいが
    たった一つの 尊い愛に出逢えた幸せは
    人生において 大きなご褒美だと
    最近思うようになりました。

    すべてを取り払っても
    愛だけは残る。
    たとえ悲劇に終わろうとも
    純粋に愛せたならば
    もう 十分に幸せなのです。

    そしてこの曲より
    終曲の「回想」へと続くのですが
    美しすぎて泣けてきます。

    サヨンの鐘
    レコード盤のジャケット見つけました。感謝。
    サヨン
    1.序曲
    2.夜明け
    3.ロマンス
    4.サヨン賛歌1
    5.サヨンの鐘
    6.呪術
    7.民話
    8.愛のくらし
    9.襲いかかる・・・
    10.レクイエム
    11.永遠のサヨン
    12.サヨン賛歌
    13.回想

    「さよならの嵐」今陽子

    「さよならの嵐」今陽子
    作詞・千家和也 作曲・加瀬邦彦 編曲・Osamu shoji

    ネットサーフィンをしていたら
    この作品を知ることとなりました。
    1974年シングル「さよならの嵐」
    B面「別れたあなたへ」
    千家和也/加瀬邦彦/Osamu Shoji による作品。

    B面は 4:07もあるのですが
    残念ながら聴けていません。
    きっと大作なんだろうなと思います。

    あ~聴きたい~。

    おかげさまで この作品については
    YouTubeで聴くことができました。
    感謝感激です。

    うるうる

    おぉ シンセサイザーも使って
    パワフルな作品です。

    「突然あなたの口から 言われたさよなら
    思いもよらない私に対する仕打ち
    私はあなたの いったい何だったのです」

    1974年といえばOsamu Shojiは大忙しで
    大活躍の年でした。

    スーパーマンのようなご活躍で
    暮れの紅白には Osamu Shojiの編曲作品がいっぱいだったことを
    懐かしく思い出します。

    またお宝を見つけたら
    こちらでご紹介します。 
    さよならの嵐
    いつまであるかわかりませんが
    こちらのおかげで聴くことが出来ました。
    感謝。

    こちらは 夜のヒットスタジオ。
    レコードと変わりない歌唱力に拍手!!

    「愛しいものへの歌」 Osamu Shoji ( 東海林 修 )

    「愛しいものへの歌」 Osamu Shoji ( 東海林 修 )
    2005年発表 シンセサイザーアルバム「りんごの花の下で」
    作・編曲 シンセサイザー Osamu Shoji( 東海林 修 )


    このアルバム作品については この曲ですべて語り尽くしたことになります。
    この歌は 菅原洋一さんが歌われた作品ですが
    リサイタルでも歌われましたし
    アルバム「人生」にも収録されています。

    愛の詰まったとても大きな作品で
    先生の作曲作品の中でも 特に記憶に残る
    素晴らしい楽曲です。

    詞も素晴らしいものですから
    できれば洋一さんの歌を聴いていただきたいのですが
    余りにも感動的な作品で
    先生の代表作の一つだと言えると思います。

    シングルにはなりませんでしたが
    アルバムの中であっても 
    名曲は人の心に響き続けます。

    ファンからの強い要望もあり
    このアルバムにも収められました。

    この音楽を聴くと
    先生の天国からのメッセージを受け取るような気分です。


    収録作品
    「空と海がとけあうとき」
    「夜明けの海」
    「地球はまわるよ」
    「りんごの花の下で」
    「特別な望みなどないけれど」
    「草の鏡」
    「愛するあした」
    「愛する人へ」
    「さらば愛の季節」
    「愛しいものへの歌」

    (作品のレビューは作品名をクリックしてご覧ください)
    りんごの花の下で

    「今は」トワ・エ・モワ

    「今は」トワ・エ・モワ
    作詞・芥川澄夫 作・編曲.Osamu Shoji(東海林 修)
    1973.5.5発売 アルバム「はじめに愛があった」

    アルバム「はじめに愛があった」は
    芥川澄夫さんと山室英美子さんが
    作詞や作曲もされているアルバム。
    編曲は全11曲Osamu Shoji(東海林修)によるものです。

    この作品は芥川さんの作詞作曲作品。
    魂の叫びのようなロック色の強い作品。
    歌も芥川さんによるものです。

    闇の中でもがき
    光を探すような世界。
    かなり絶望的ですが
    人はこんな風に一度は
    希望を失うこともあると思います。

    「私が死んでも
    あー 涙は誰も流しはしない
    生まれた時には 唄があり
    生まれた時には 愛があったのに
    今は」

    長く生きていると
    自分が死んで 
    誰も泣いてくれなくてもいいと思う。
    むしろ誰も泣かないくらいで良いと思う。

    大事なのは 自分自身がこれでよし、と
    思える人生であったかどうか。

    生きているうちは
    苦しみも悲しみも絶え間ないけれど

    幸せな思い出がひとつでもふたつでもあれば
    もう十分なような気がします。

    先生も亡くなられてしまったけれど
    音楽を聴けば、
    先生の魂の声を聞くような気持ちでいます。
    はじめに愛があった

    「孤独な都会」(組曲「旅」)布施明

    「孤独な都会」(組曲「旅」)布施明
    作詞・山上路夫 作・村井邦彦 編曲 Osamu Shoji(東海林 修)
    1970年「布施明ダブルデラックス」

    最近 手に入れた中古アルバム。
    23才くらいの布施さんですが
    随分と若いなぁ・・・という印象を持ちました。

    私が 布施さんの歌の記憶があるのは
    「甘い十字架」の頃からだと思いますが
    「落ち葉が雪に」「愛の詩を今あなたに」
    「シクラメンのかほり」・・・が 布施さんのイメージでしたから
    この頃の歌い方とは随分と違った印象を持ちました。

    若い頃は 歌う喜びがあふれるような歌い方をされています。
    若さや情熱を 思いっきり外に出していくような感じです。

    知らなかった分
    こんなにストレートではつらつとしていらっしゃったことに驚きます。

    布施さんは 感情を抑え 語るように歌われるようになってから
    さらに 歌唱力に磨きがかかり
    世の中の人に 認められるようになったような気もします。

    組曲となっている「旅」のオープニングの作品「孤独な都会」
    まるで映画のように 音楽もドラマチックです。
    ポヒュラー音楽とクラッシックの融合のような
    格調高く美しい音楽。

    「さあ行こうよ この街を離れ
    旅に出よう 憧れがさわぐままに
    どこか知らぬところへ 行こう」

    壮大な音楽に乗って
    布施さんの歌声も弾けてます。
    唄う喜びと 音楽への憧れ、
    強く感じます。

    元々 歌が上手い方ですが
    この頃の布施さんの若さ溢れる歌声に
    歌手・布施明の歴史を感じます。
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    「思い出は朝陽のように」川村純子

    「思い出は朝陽のように」川村純子
    作詞・安井かずみ 作曲・ガーション・キングスレイ 編曲・Osamu Shoji (東海林修)
    1970年4月発売シングル 日本初のモーグ使用作品

    この作品はOsamu Shojiが出されていた作品集の中に入っており
    ライナーで少し説明もあったのですが

    この作品については どういう経緯で
    このような作品が生まれたのか 
    ぼんやりとして よくわからりませんでした。

    最近 このレコードがネットで販売されているのを知り
    有難いことに そのライナーの写真があったため
    その経緯を知ることができまして 
    ずっとわからなかったことがわかり
    なんだかとても すっきりとした気分です。

    このレコードは アルファレコードより発売されており
    かねてから モーグシンセサイザーに注目されていた村井邦彦氏が
    モーグシンセサイザーとポピュラー音楽との
    融合の第一歩として発表されたのかなぁと思うのですが
    キングスレイからの相談を受けて村井氏が
    川村純子さんを推薦したと書かれています。

    そしてこのシングルのB面は キングスレイの「ホップコーン」となっています。
    「ホップコーン」といえば 誰もが知っている音楽だと思いますが
    私が知っているのは ホット・バターがカバーされた作品の方だったのだなぁ、
    ということも 今回わかりました。

    川村純子さんは 武蔵野音大出の
    シャンソンやカンツォーネを歌われる歌手だったそうで
    さすがに声が良く 大らかで心地良い歌声です。
    しかし これほどまでに歌がお上手な川村さんでも
    この曲の難しさには苦戦されたのだろうと勝手に思うわけですが
    まず 凡人の私には覚えられない曲です。

    今もまだ あなただけを愛し続ける私
    幸せさえ 途切れることもある
    涙とあなたの思い出が
    青い空のように なぐさめをくれる


    このような上ったり下りたりとても難しい曲に 
    このようなすてきな詩を書かれる
    安井かずみさんも素晴らしいと思います。

    そして やっぱりOsamu Shojiの編曲は
    プロフェッショナルで見事です。

    涼しいお顔で 
    「はい、出来ましたよ」と
    差し出される東海林先生のお顔が
    目に浮かぶようです。

    第一号という歴史に残る作品に携わられたことは
    ほんとうに嬉しい事です。
    歌謡界を牽引されてきた歴史を
    またひとつ知ることができました。
    思い出は朝陽のように

    こちらのOsamu Shoji作品集にも収録されています。
    作品集「愛する明日」