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    【番外編】「なにかが起こる」西郷輝彦

    【番外編】「なにかが起こる」西郷輝彦
    作詞・岩谷時子 作曲・加瀬邦彦 編曲・Osamu Shoji(東海林 修)
    1974年2月発売シングルA面

    先日この曲のレビューは書きましたので
    よろしければどうぞご覧ください。
    http://palette036.blog.fc2.com/blog-entry-1306.html

    1974年は 歌謡曲が全盛期でございましたが
    Osamu先生が この時代の歌謡界を牽引されておりました。
    この年の紅白の作品を見れば一目瞭然です。
    歌われている作品の多くが Osamu先生の編曲作品です。

    それだけではございません。
    Osamu先生ご自身が紅白に出場されています。
    この年は菅原洋一さんの歌の指揮をされていましたが
    タキシードに身を包まれ、素晴らしい指揮をされております。
    この事実をご紹介するだけでも、先生のご活躍の素晴らしさを
    感じていただけると思います。
    スーパーマンのようなご活躍ぶりでした。

    西郷輝彦さんの この作品も とても素敵な仕上がりです。
    この頃より 歌手の方も 自分のバンドを引き連れての登場・・
    という感じに変わってゆくのですが
    この作品も時代に先駆けて ロックな感じに仕上がっています。

    聴けば聴くほどにイイです!!

    YouTubeで見つけました。
    いつまであるかわかりませんが
    一度お聴きください。
    この曲については megCDで購入が出来ます。
    私は購入しました。

    B面も名曲ですので 本当にお勧めします!

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    「不思議な国のアリスになってみませんか」Osamu Shoji

    「不思議な国のアリスになってみませんか」Osamu Shoji
    作曲・編曲 Osamu Shoji ( 東海林修)
    2006年シンセサイザーアルバム

    9月6日は 先生のお誕生日でした。
    今日は天国の先生から
    大きなメッセージをいただきましたので
    レビューを書き続けなければと思いました。

    五郎さんへの作品を集めた
    シンセサイザー作品の第三弾。
    本当は4作目にも着手してくださっていたのですが
    東日本大震災が起きたために
    途中でやめてしまわれました。
    3曲はできていたので それだけでも聞かせていただきたかったのですが
    先生は決して世に出されませんでした。
    残念です。

    三作ありますが この作品が一番楽しんで作られたと思います。
    日々先生もノリノリでした。
    ですから このアルバムは 聴いていて 特に楽しいです。

    「不思議な国のアリスになってみませんか」は
    ともに同じ時代を生きて 青春を共有した
    当時の少女たちに向けての
    Osamu先生からの 大きなメッセージとなっております。

    人間はつらいことや苦しいこともありますが
    楽しくて美しくて 幸せな記憶があるのですから
    そのことを思い出してごらんなさい。
    その素敵な思い出を 勇気にかえて
    幸せに生きるのですよ。
    あの頃は 楽しかったですね。
    またいつか 一緒に何かやりましょう。

    そのようなメッセージを
    この曲で語りかけてくださっています。

    本当に みんな輝いていて
    ときめいたり ドキドキしたり
    あふれるほどの想いを胸に
    憧れと恋する喜びであふれていました。

    あの夢のような時代。
    今では もう 本当に夢のようではあるけれど
    すべて 生きて経験したことです。

    あの時代を忘れないで・・・・
    またお逢いしましょう、という
    先生の お優しいメッセージを
    感じることが出来ました。

    少しずつでも また語っていきたいと思います。

    収録作品
    1. 宇宙船地球号
    2. いつかあの日の歌が……
    3. 心は孤独な狩人
    4. スキッピィ
    5. 音のない硬貨
    6. アラビアのロレンス
    7. ポップ・ロック
    8. 流氷~海明けのとき~
    9. 不思議な国のアリスになってみませんか
     

    宇宙船地球号

    「ローザへの愛」レックスギルド Rex Gildo

    「ローザへの愛」レックスギルド Rex Gildo
    作詞・岡田富美子 作曲・加瀬邦彦 編曲・Osamu Shoji
    1973年 シングルB

    昨日 レックス・ギルドさんの「赤と黒の恋」について書いておりますが
    http://palette036.blog.fc2.com/blog-entry-1313.html
    今日は そのシングルのB面のことを書きます。

    探してみたところ YouTubeにありました。
    レックス・ギルドさんは ドイツではスターでいらして
    とても売れてらっしゃったということですが、
    熱心なファンの方が わざわざ日本のレコードを取り寄せられて
    アップされていました。
    おかげさまで 聴くことができました。
    感謝です。

    こちらはB面ですが
    一般の人には こちらの作品のほうが
    とてもわかりやすいです。
    親しみやすい、というのでしょうか。
    私もこちらの作品の方が
    A面でよかったのではないかなぁと思います。

    「朝が来ても そばにいたい
    雨音聴けばなおさら
    矢のように愛は過ぎるけれど
    変わらないでおくれ
    傷つけあう度 分かりあう
    もう手を離さない
    ローザ雨の中を
    ローザ歩く時も
    傘はひとつだけさ ローザ」

    詩は 「怪獣のバラード」でコンビを組んだ
    岡田富美子さんですが
    とても良い仕上がりです。

    この方の1973年のドイツでの作品では
    「 Hasta la vista 」という作品がありますが
    ドイツらしい楽曲で
    晴れやかにハツラツと歌われていて
    やっぱりドイツ語の方が声が栄えるなぁと思ってしまったのですが
    この作品も なかなか素敵な仕上がりで気に入りました。

    ラ行が巻き舌っぽくなるのも
    なかなか異国的で良いと思います。

    こうして 根強いファンがいらっしゃると
    いつまでも良い音楽が 消えることなく紹介され
    本当にありがたいことだと感じます。

    この時代のOsamu先生の作品はパワフルで
    本当に無敵です。

    YouTubeからお借りしました。
    どうぞお聴きください!!

    レックスギルド

    「赤と黒の恋」レックスギルド

    「赤と黒の恋」レックスギルド Rex Gildo
    作詞・安井かずみ 作曲・加瀬邦彦 編曲・Osamu Shoji
    1973年 シングルA

    忙しく過ごしていましたが
    忘れていたわけではないです。
    やっとゆったりしましたので
    いろいろと見ていましたら
    Osamu先生の編曲作品を見つけましたので
    これは書いておかなくては、と思いました。
    YouTubeにアップされていました。
    ありがとうございます~~っ

    話題にしてくださった方にも心から感謝いたします。
    このページは資料的な意味合いも大きいものですから
    こういう形で集めていくしかございませんので
    ご理解いただきたいと思います。

    良い音楽は 残していかなくてはなりませんっ。

    Rex Gildoさんにつきましては
    ウィキペディアに
    「レックス・ギルドは、1960年代と1970年代に人気の頂点に達した
    シュラーガーバラードのドイツの歌手であり、
    2500万枚以上のレコードを販売し、映画やテレビの役割で主演しました。」
    とのことです。

    ドイツ人の男性は とても二枚目の人が多いですっ。
    ジャケットが もう少しワイルドな感じでも
    よかったのではないかなぁ、とは思いますが
    とってもハンサムな方ですね。

    1973年といえば
    Osamu先生も乗りに乗っていらしっしゃった頃で
    ジュリーの作品でもおなじみの作家陣となっております。

    日本語がとてもお上手でびっくりです。
    ゴキゲンな作品が聴けて とってもHappyです~~っ。

    YouTubeからお借りしました。
    どうぞお聴きください!!

    「あなたの目の中に
    炎が燃えている
    赤と黒がからむ
    オノー・オノー・ノーノーノーノー
    ・・・
    深く恋に落ちたら
    胸を割かれ苦しむ
    赤いくちにふくんだ
    甘い罠と知っていながら」

    外国の方の歌声に慣れていないのと
    声が やはり日本人とはまったく異質ということもあり
    歌詞が 耳に入ってきにくいのですが
    とても良い歌です。

    逆にこの方には
    英語がメインで
    一部日本語が入るくらいにされたら
    よかったのではないかなぁ、とか思います。
    もっと売れてほしかったと思います。
    レックスギルド

    【番外編】「風と木の詩・ジルベールのレクイエム」Osamu Shoji( 東海林 修 )


    【番外編】「風と木の詩・ジルベールのレクイエム」Osamu Shoji( 東海林 修 )
    作曲・編曲・シンセサイザー演奏 Osamu Shoji( 東海林 修 )

    このアルバムについては
    もう何度も書いておりますが4年経ったので
    また書いておこうと思います。

    竹宮恵子さんの漫画、
    「風と木の歌」のイメージアルバム。
    タイトルはすべて 竹宮恵子さんが付けられたということですが
    素晴らしく美しく 幻想的です。
    多分音楽についても 細かくイメージを伝えられており
    それに沿ってのアルバムづくりだったと思いますが
    美しく幻想的な音楽といえば まずこの音楽、と思うくらい
    美しい音楽を Osamu先生は作ってくださいました。

    世代的に 私たちの世代は
    美しいものに憧れて
    きれいなもの、美しいものが大好きな世代ではないかと思います。

    この美しく優しく 幻想的な音楽を聴くと
    日常も忘れ しばし夢の世界へ。

    いつ聴いても 美しくて涼やかで優しいなぁ、と思う。

    こんなに素敵な音楽が復刻されていないのは
    本当に残念なことだと思います。

    「デジタルトリップ風と木の詩」

    風と木の詩

    1.アヴェ・マリア
    2.夢からなかば醒めかけて
    3.小鳥は雪でできている
    4.旅へのいざない
    5.いざまさに夢の波間に
    6.夢(シメール)
    7.恋の組紐
    8.僕の天使を願わくば・・・・・
    9.アヴェ・マリア

    【番外編】「グッド・ナイト・ベイビー・グッド・ナイト」西郷輝彦

    「グッド・ナイト・ベイビー・グッド・ナイト」西郷輝彦
    作詞・八坂裕子 作曲・我修院健吾 編曲・東海林修
    1972年12月シングルA面

    番外編です。
    番外編なので ざっくばらんに書きます。
    西郷さんとは 関係ないのですが
    また先生の夢を見ました。
    なぜか Osamu先生と ZUZU先生と 洋一さんの中に
    ちゃっかり自分が入っているような夢だったのですが
    みんなで正装をして 御祈祷に行くような夢を見ました。
    なぜかZUZU先生だったのですが
    夢の中で 思い切って私は質問するのです。
    「あの・・・ジュリーとはどんな思い出がありますでしょうか」
    そう尋ねるのですが 話したくない、と 何も話してもらえない夢で
    気まずい感じになりました。 
    それでもみんなで正装をして 記念写真を撮っているような夢でした。

    最近の私は 正直 Osamu先生の夢を見ると
    真面目に更新しなくては、と思い、書くわけですが
    そのうち このブログが 私の
    今日見た夢の話、みたいな ブログになってしまいそうでこわいものがあります。

    けっこうあれもこれも書き尽くしてしまいまして
    歌謡曲については もうあまり書いてない曲がないような気がします。
    まだ調べれば60年代の作品には あると思うのですが
    なにしろ復刻されていませんから
    聞くことが叶いません。

    でも まだシンセサイザーの作品については
    語っていないものもたくさん ありますので
    コツコツ語っていきたいと思っています。

    最近の私のお気に入りは「グッド・ナイト・ベイビー・グッド・ナイト」です。
    最近聞けた作品ですが
    これは 圧巻のアレンジ!!
    さすがOsamu先生です。
    聞いていて ほっと出来ますし
    それでいて華麗。
    爽やかで しなやかで とても心地よい作品です。
    聴けて 本当に良かったと思える作品でした。

    そして西郷さんの歌声も素敵ですし
    とっても良いです♪


    「グッド ナイト ベイビー グッド ナイト
    つらい恋だけど
    心配いらないさ ふたりの夜明けくるよ」


    聴いてたら
    明日はきっといいことがある、って思えます!

    YouTubeで見つけました。
    いつまであるかわかりませんが
    ぜひ聞いてみていただきたいと思います!
    ゴキゲンな作品です♪

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    【番外編】「東北縦貫道路(ロード)」野口五郎


    「東北縦貫道路(ロード)」野口五郎
    作詞・麻生香太郎 作曲・編曲 Osamu Shoji (東海林 修 )

    いつも録音した音楽をランダムに流して聴いています。
    家事をしながら 音楽を流していたのですが
    ふと動きが止まって 音楽に聞き入ってしまいました。

    1980年2月に発表されたアルバム『樹海 BALLADE』
    この中に収録されていた「東北縦貫道路」です。

    40年以上も前の歌なのですが
    今聴いても 本当に胸に沁みます。
    他の事をしていても はっとして聴き入ってしまう。
    この事実に 正直自分でも驚いたのですが
    しみじみと 愛にあふれた素晴らしい歌だと思ったのです。

    かつてのことを振り返り
    Osamu先生がおっしゃってました。
    五郎さんもとても気に入ってくれていたのに
    シングルにならなかった。
    どうしてシングルにならなかったのかな、と。
    先生は シングルになると自信がおありだったようです。
    シングルらならなかったことを残念に思っていらっしゃったのだと
    私は感じました。

    良い歌というのは 時がたっても色褪せませんし
    いつまでも聴く人を励まし続けますし
    勇気づけます。

    この歌は
    人間にとって必要な
    愛とぬくもりがとても感じられる歌なのです。
    体温を感じる歌、というのでしょうか。
    シングルA面として世に出ていれば
    その後 この歌で励まされ、立ち上がれる人が
    たくさんたくさん出てきたはずです。

    そのことを残念に思います。
    けれど 今やYouTubeでも 
    誰でも音楽が聴ける時代になりましたので
    この音楽が たくさんの人の心に
    届くことがあるといいなぁと
    私は いつも思っております。

    曲もアレンジも素晴らしいのですが
    五郎さんの声が愛で満ちています。

    素晴らしい作品だと思いましたので
    とにかく聴いてみていただきたいと思いました。

    前に書いたこの曲のレビューはこちらです。
    http://palette036.blog.fc2.com/blog-entry-833.html
    樹海
    ユーチューブからお借りしてきました。
    いつまであるかわかりませんが
    ぜひお聴きください。

    【番外編】「天使なんかいない」西郷輝彦

    【番外編】「天使なんかいない」西郷輝彦
    作詞・岩谷時子 作曲・加瀬邦彦 編曲・Osamu Shoji(東海林 修)
    1974年2月発売シングルB面

    先日 この曲について書きましたが
    本当に 何度聞いても 胸を打つような熱唱で
    西郷輝彦さんって 本当に歌が上手かったんだなぁ・・・
    当時の自分には あまりにも西郷さんが大人過ぎて
    よく知らなかったけれど 
    とてもいい声だし 
    クールな人かと思ったら
    こんな情熱的な歌も歌われて
    うっとくるくらい胸を打たれ、ハマっておりました。

    現在もCDに焼いていただけるサービスもあり
    購入することも可能ですし(megCD)
    このCDはお勧めです。

    多分Osamu先生がシンセサイザーを演奏されていると思います。
    とても良い仕上がりです。

    で、このタイトルなのですが
    岩谷時子さんの歌詞では
    「天使なんかいない」とは言ってなくて
    「みんな天使じゃないぜ」と言っているわけで
    私としては「天使じゃない」とか「天使じゃないぜ」
    とかのタイトルにしていただきたかったなぁ、
    と思うわけです。
    天使なんかいないと思うと なんかさみしすぎます。

    「僕はあなたが欲しい 炎に胸を灼いて
    行くなら地獄へでも いっしょに行こう
    人は誰も生きていれば汚れてしまうさ
    みんな 天使じゃないぜ」

    ものすごく情熱的な歌詞。
    だけれど 今の時代 こんな恋愛は
    あまりないかなぁ、と思う。

    世の中は 少しずつ良くなっていき
    正しくきちんとした時代になってきています。

    人を不幸にする恋愛は受け入れられないし
    恋愛も自由で 障害もなくなってくると
    人の心には 不思議と 炎で胸を灼くこともなくなって
    みんな それほど恋に堕ちなくなってしまった。

    良くも悪くも こんな情熱的な歌は
    昭和のあの時代であればこそでしょう。

    でもとても 心に響く情熱的な歌なのです。

    「ともに信じあえたら いいじゃないか」
    胸に刺さるというか はっとする。

    とにかく プロフェッショナルな作家陣の
    息の合ったお仕事。
    そして  西郷さんの歌唱が 輝いています。

    YouTubeで見つけました。
    いつまであるかわかりませんが
    ぜひお聴きください。

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