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    「幸せな日々」(組曲「旅」)布施明

    「幸せな日々」(組曲「旅」)布施明
    作詞・山上路夫 作・村井邦彦 編曲 Osamu Shoji(東海林 修)
    1970年「布施明ダブルデラックス」

    数日前、 ヒロ ムライという方が
    日本人初のグラミー賞最優秀ミュージック・ビデオを受賞したとのことで
    ニュースで取り上げられていました。
    顔を見たら すぐにわかりました。
    村井邦彦さんにとても似ていらっしゃったからです。

    村井邦彦さんは 現在ロスにお住まいだそうです。
    村井邦彦さんは
    「作曲に関しては、東海林修に学んだところが多いと語っている。」
    とウィキペディアにも出ていますが
    足を向けて眠れない先生、と Osamu Shojiの作品のライナーに
    書いていらっしゃいます。
    東海林先生も 一時は もう日本に帰らないつもりで
    ロスに行っていらっしゃったことがありました。

    しかし 強い要望もあり
    結局日本に戻って来られて
    人生を日本で終えられる結果となりました。

    息子のヒロ ムライさんの受賞の件で
    村井邦彦さんがインタビューを受けていらっしゃいましたが
    村井邦彦さんを拝見すると
    東海林先生もアメリカで生きる選択肢もあったのに・・・と
    考えてしまいました。

    けれど 先生の音楽で育ってきた自分は
    日本に帰ってこられたことに感謝しています。


    「幸せな日々」は5曲で ひとつの物語。
    組曲「旅」の中の三番目の歌。

    出逢い、互いを意識するようになり
    愛し合う。

    人を愛する歓び、
    出逢えた歓びがあふれている。

    「言葉はいらない 二人はからだで
    愛するいのち たしかめあって
    今日も生きていく」

    布施さんの歌声も 喜びにあふれている。
    幸せが胸いっぱいにあふれる。

    もともと 布施明さんの持っているものは
    とても明るい。
    声もとても明るいので
    幸せな歌を聴くと
    とても幸せな気分になれるし
    幸せがあふれてくる。

    考えてみれば
    人生において こんな幸せな時は
    そう長くは続かない、とこの年になると感じる。

    だけど確かに
    こんな風に 幸せを叫びたい時代はあった。

    そのことを
    喜びとして 残りの人生を生きたいと思っています。
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    「僕のうたは君のうた」(「YOUR SONG」 )(アルバム「ある愛の詩」)

    「僕のうたは君のうた」(「YOUR SONG」 )(アルバム「ある愛の詩」)
    B.Daupin-E.Jone 編曲 Osamu Shoji (東海林 修)
    1971年8月発売 アルバム「ある愛の詩」。

    アルバム「ある愛の詩」の作品については
    この一曲をもって語り切ったことになります。

    「YOUR SONG」 はエルトン・ジョンが歌われた楽曲です。
    Osamu Shojiがコーラスとして参加された
    伊東 ゆかり with THE GREEN GINGERのアルバムでも
    Osamu Shojiのアレンジで すてきな歌声を聴いていました。

    このアルバムはインストゥルメンタルですので
    美しい音楽を楽しむこととなります。

    寒い寒い日の
    暖炉の前で暖まるような ぬくもりを感じられる作品です。
    トランペットの 豊な響きが心地よいです。

    日本を旅立たれ
    ロスで生活されており
    もう帰ってこないつもりで行かれたそうですが

    上月晃さんのステージの音楽を・・・と
    ご本人直々に訪ねて来られお願いされたと聞きます。

    人生は 何が起こるかわかりませんが
    Osamu Shojiもかなり奇想天外で
    ドラマチックな人生を生きて来られた方であることは間違いありません。

    このライナーで 村井邦彦さんが
    Osamu Shojiのことを 「足を向けて寝られない先生」と書かれているのが
    微笑ましい限りです。

    良い音楽は残っていくので
    Osamu Shojiの音楽は きっと これからも愛されていくことと思います。


    ある愛の詩
    収録作品
    「ある愛の詩」
    「美しき人生」
    「ふたりの誓い」
    「雨を見たかい」
    「恋は翼にのって」
    「晴れた日には白いドレス」
    「あなたの記憶」
    「二人の週末」
    「愛する瞬間」
    「ヒア・ゼア・アンド・エヴリウェア」
    「僕のうたは君のうた」
    「たそがれの都会」


    トランペット ドン・レイダー、
    ドラムス ボブ・二―ル、
    エレキ・ベース クライド・ホーガン、
    ピアノ 飯吉馨、
    ギター 神谷重徳、
    ストリングス 多忠昭アンサンブル

    「呪術」 (幻想組曲「サヨンの鐘」)

    「呪術」 (幻想組曲「サヨンの鐘」)
    作・編曲 指揮 Osamu Shoji( 東海林 修 )
    1976年発売 (7月レコーディング)

    東海林先生が生きていらっしゃる間に
    全て語れたら、と 懸命に語ってきましたが
    去年の春、先生は亡くなられてしまいました。

    もっと伺いたいことは いっぱいありましたが
    ほんとうに残念です。

    作品を探して 私のブログを見られた方を
    先生のもとへとご案内できた時は
    とても喜んでくださいました。

    先生はもう この世にはいらっしゃいませんが
    コツコツと語っていきたいと思っています。

    さて、私は見たことがありませんが
    昭和18年に封切られた
    季香蘭主演の映画「サヨンの鐘」というのがあったそうです。

    その物語をイメージして作られたのが
    この作品ということでしょう。

    太平洋戦争があった時代の
    悲しい歴史が
    この物語を作ってしまった、ということでしょう。

    戦争は人の命を奪い
    人を傷つけ
    心まで壊してしまいます。

    尊い命が戦争によって奪われました。

    生き残っても
    生きている限り背負うその苦しみは
    想像をはるかに超えるものだと思います。

    もう決して
    もう二度と
    戦争はしてはならないと思います。

    「呪術」は 戦争が始まり
    今にも襲ってきそうな 怖さと 奮い立つ気持ちと
    息をひそめて気配を消して様子を見る姿さえ
    見えてくるようです。

    穏やかで平和な村に迫る戦火。

    音楽でこんなにすべてを感じられる。
    息を呑むような感じです。

    サヨンの鐘
    レコード盤のジャケット見つけました。感謝。
    サヨン
    1.序曲
    2.夜明け
    3.ロマンス
    4.サヨン賛歌1
    5.サヨンの鐘
    6.呪術
    7.民話
    8.愛のくらし
    9.襲いかかる・・・
    10.レクイエム
    11.永遠のサヨン
    12.サヨン賛歌
    13.回想

    「たそがれの出逢い」(組曲「旅」)布施明

    「たそがれの出逢い」(組曲「旅」)布施明
    作詞・山上路夫 作・村井邦彦 編曲 Osamu Shoji(東海林 修)
    1970年「布施明ダブルデラックス」

    中古レコードを手に入れて
    やっと聴けた 組曲「旅」。

    5曲で ひとつの物語。

    但し 音楽上級者向き、といったところ。

    初心者には 難しい と感じてしまうでしょう。
    品が良くて深い。
    言葉だけでなく音楽でも物語を予感させ
    気持ちを語っている。
    大人の上質な音楽。

    なので 聴けば聴くほど 染み渡る。
    この組曲を聴きながら
    自分の耳が成長したことも実感できる。

    「たそがれの出逢い」
    甘い予感。
    出逢いのシーン。

    「孤独な命が二つ 求めあったよ たがいに
    いつかは出逢う 愛する人にめぐり逢った
    さがした一人のひとに 逢った」

    幸せを実感する出会い。
    愛する人にめぐり逢えた喜び。
    なんて幸せなこと。

    甘い歌声でムード満点です。

    ボサノバタッチのメロディ。
    村井邦彦さんならでは、だなぁと思いました。

    弦楽器の演奏も甘く美しい・・・
    贅沢な作品です。
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    「オレ・ガッパ」(「決定版!これぞコンチネンタル・タンゴ」)

    「オレ・ガッパ」(「決定版!これぞコンチネンタル・タンゴ」)
    作曲・マランド 編曲・Osamu Shoji(東海林修)
    ニュー・コンチネンタルンタル・タンゴ・オーケストラ
    「決定版!これぞコンチネンタル・タンゴ」

    タンゴの旋律を聴くと
    これは やっぱり日本人が古来より持てなかった
    情熱や激しさなんだなぁ、と思います。

    Osamu Shojiは 日本人でありながら
    音楽では無国籍というか
    どの国籍にもなりうる 美しい音楽を作って来られました。

    タンゴらしいタンゴのリズムとメロディー。
    「オレ・ガッパ」は 
    あぁタンゴのすてきな音楽が聴けたなぁ、と
    満足できる一曲です。

    ドラマチックで華やかな音楽。
    こんな格調高い音楽があったのに
    このようなレコードジャケットでは
    当時の人に 見つけてもらえなかったのではないかなぁ。

    とても素晴らしいお仕事をされてきたことを
    亡くなられた今でも 誇りに思います。

    胸が熱くなるようなタンゴの音楽。
    こんな世界も残してくださっていて
    ほんとうによかったです。
    コンチネンタルタンゴ

    収録作品
    奥様お手をどうぞ
    ジェラシー
    真珠とり
    オレ・ガッパ
    小さな喫茶店
    夜のタンゴ
    ラ・クンパルシータ
    碧空
    バラのタンゴ
    ヴィオレッタに棒げし歌
    夜のヴァイオリン
    イタリーの庭
    カミニート
    月下の蘭

    「安らぎへの祈り」Osamu Shoji( 東海林 修 )(アルバム「Lantana」)

    「安らぎへの祈り」Osamu Shoji( 東海林 修 )(アルバム「Lantana」)
    作・編曲 シンセサイザー演奏 Osamu Shoji( 東海林 修 )

    2018年も大晦日となりました。
    昨日 レコード大賞の特別功労賞では
    井上堯之さん、小田裕一郎さん、樹木希林さん、
    西城秀樹さん、森岡賢一郎さん前田憲男さんのお名前がありました。

    この中に 東海林修、という名前が入っていないことが
    とても不思議ですし 残念に思います。
    これはないよなぁ、
    なぜにこんなことに…と思ったのですが

    そういうことなんだなぁ、人生は。
    とも思います。

    森岡賢一郎さんとで思い出すのは
    お二人ともアレンジャーとしての個々の仕事が 
    とても多かったのですが 
    ザ・ピーナッツの「ローマの恋」では
    お二人がバックでピアノを弾かれるということもありました。
    宮川泰さんのアレンジによるものでしたが
    夢のような豪華な演奏を聴かせていただけました。
    当時は 演奏と歌と同時録音で一発勝負の世界でしたから
    音の迫力が違います。
    良い時代を生きられました。
    日本のポップスの土台を作られた方々です。

    前田憲男さんのことで思い出すのは
    サーカスの アルバムが復刻されて
    その中に「さらば愛の季節」が入っており
    その楽曲を聴かれたとき、編曲者の前田憲男さんに
    「憲さんありがとう」と 感謝の気持ちを言葉にしていらっしゃいました。

    賞はありませんでしたが、
    ずっと残っていく良い音楽を作られたことは
    素晴らしいことだと思っております。

    今でも、たくさんの作品が復刻され
    愛され続けていることがすべてだと思っております。


    「安らぎへの祈り」は
    とても穏やかで静かな心になれる音楽。

    例えば、静かに夜が明けていくような
    例えば、澄み渡る青い空を見上げるような
    そんな感じ。

    大晦日にはぴったりな音楽だと思います。
    ランタナ

    1.星の輝く夜は
    2.パワーハウス
    3.ハイウエー・ドライブ
    4.マッチョ・マン
    5.コーヒー・ブレイク
    6.からかい
    7.あこがれ
    8.内緒のおはなし
    9.いつまでも,いつまでも
    10.安らぎへの祈り

    「青い影」(A WHITER SHADE OF PALE) (PIANO SOUND「明日に架ける橋」)

    「青い影」(A WHITER SHADE OF PALE)
    (PIANO SOUND「明日に架ける橋」)
    作曲・K.Reid,G.Brooker 編曲・Osamu Shoji ( 東海林 修 )
    ピアノ・ポール・牧田
    演奏・モダン・ポップス・オーケストラ

    今朝、久々にOsamu Shojiの夢を見まして
    お話しができました。
    夢でも嬉しいものです。
    夢で話したことを思い出すと
    天国に行かれて すべてをわかってくださったのだと思いました。


    「青い影」は もともとはロックの作品なのですが
    軽音楽や クラッシックにまで広がり
    いろんな場面で聞くことがあります。
    えっ、これはロックだったの?と
    私は 思いましたから。
    とても素晴らしいメロディだと思います。

    イントロを含めてすべて良いですね。
    名曲です。

    Osamu Shoji作品としましては
    「青い影」は「100ストリングス」というアルバムでも
    取り上げられており 
    壮大なスケールで聞かせていただきましたが
    こちらは ロックの原曲の美しさを生かされています。
    このオルガンの音を聴くと
    ひざまづいて神に祈りたくなるような
    そんな気持ちです。

    この作品は ピアノや弦が加わっていき
    美しい展開となっています。

    このアルバムを聴くと アメリカの自由な風も感じますし
    新しい時代の幕開けたけったのだなぁ、
    という感じがします。

    ピアノサウンド「明日に架ける橋」

    収録作品
    1.明日に架ける橋
    2.サンホセへの道
    3.シバの女王
    4.スかポロ・フェア
    5.ロング・アンド・ワイディング・ロード
    6.アルフィー
    7.フレンズ
    8.ある愛の詩
    9.エイプリル・フール
    10.パリは霧にぬれて
    11.ミスター・ロンリ―
    12.小さな願い
    13.恋はフェニックス
    14.青い影

    「プレゼントメドレー」フォーリーブス

    「プレゼントメドレー」フォーリーブス
     壁のむこうに~涙のオルフェ~オリビアの調べ~あしたが生まれる~夏の誘惑
    ~地球はひとつ~夏のふれあい~愛と死~急げ!若者~踊り子~君にこの歌を
    編曲:Osamu Shoji ( 東海林修 )

    1976年、フォーリーブス最後のスタジオ録音盤となった
    「一本の樹」

    ソニー オーダーメードファクトリーで
    2012年にみごとにリクエストが
    目標数を上回り、アルバム復刻となりました。

    私はそのアルバムを購入しましたので
    聴くことが出来たわけです。

    Osamu Shoji は フォーリーブスのファーストアルバムでも
    関わられており、作、編曲と
    フォーリーブスとは ご縁があったのだと思います。
    たぶんデビュー当時は レッスンなども されていたのでしょう。
    最後のスタジオ録音盤では
    ヒットメドレーの編曲を担当されています。

    これはやはり 育てていただいたOsamu Shoji への
    感謝の気持ちもあったのでしょう。

    Osamu Shoji は フォーリーブスのヒット曲を
    とても心地よく編曲されています。
    デビュー当時の「壁のむこうに」
    この曲を聴くだけで 胸がじーーんとしてきます。

    そしてこの中で特に思い切ってアレンジをされたのは
    ご自身で編曲された作品「急げ!若者」ですが
    熱く胸に迫るものがあります。

    グループは解散となり
    それぞれが 自分の夢に向かって羽ばたこうとされる4人を
    Osamu Shojiの音楽が 背中を押しています。

    エンディングの 穏やかで優しいメロディは
    Osamu Shojiならではの世界なのですが
    ここでも胸がじーーんとします。

    「僕が死んでも悲しまないで」
         ~涙のオルフェ

    最近久々にこの作品を聴き
    なんだか泣けてしまいました。

    Osamu Shojiも天国に旅立たれましたが
    音楽は 生き続けています。
    一本の樹