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    【番外編】「歌がある限り」野口五郎

    【番外編】「歌がある限り」野口五郎
    作詞・山上路夫 作曲・編曲・Osamu Shoji ( 東海林修 )
    1975年初演

    定期的に この作品については書かせていただきます。
    なぜかと言うと 人生に添う名曲だからです。

    五郎さんは おっしゃってました。
    自分は 沢田さんや 布施さんや 五木さんや 森さんたちの
    いらっしゃる方向を見ていた。
    アイドルとしてひとくくりにされていたけれど
    見ている方向は違っていた・・・
    というようなことを。

    年末になると レコード大賞というものがございます。
    その年の頂点になる歌を決めるイベントです。

    今も続いている権威ある賞です。

    上記に上げた4人の先輩は
    その頂点である レコード大賞を受賞されています。

    残念ながら 五郎さんは そのてっぺんに立たれておりません。

    だからこそ 今もこうして 歌手としてコツコツと頑張っていらっしゃるような気もします。

    しかし 少し思うのです。
    五郎さんが Osamu Shojiの
    大きな世界をシングルで発表されて
    チャレンジされていれば
    レコード大賞だって 取れていたのではないでしょうか。

    あくまでも これは 私の個人的な考えです。
    今そんなことを言っても過去は変わることはありません。

    しかし 長い目で見て
    良い歌は リバイバルという形で
    世に出てくることがあります。

    それはシングルA面で発表された作品としての栄冠のようなもので
    いつまでも与えられるチャンスであり 歌手の顔となるものです。

    Osamu Shojiの 深く人生に語りかける作品ならば
    きっと 何度もチャンスはあったはずです。

    五郎さんにレコード大賞を取っていただきたかった。
    その想いが大きくて 今も残念に思うことがあります。
    いや、残念でたまらないのです。

    「歌がある限り」

    これが名曲でないとしたら
    何を名曲と云うのでしょうか。

    歌は 一瞬で消えるものではありません。
    長く人生に添うものです。

    今も この歌が 私の心をしっかりと支えてくれます。
    どうかみなさま この歌を聴いてください。

    この世に生まれた
    よろこび込めて
    あなたに贈ろう
    愛の歌を


    名曲は色褪せることはありません。
    Osamu Shojiのご功績は
    大変大きいと感じます。
    追記・初演のコンサート音源「ひとりぼっちの栄光」は
    2016.7に復刻されております。

    ステージの「歌がある限り」
    最高です。
    ひとりぼっちの栄光
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    「シェナンドー」(「STRING SPECTACULAR 100 STRINGS」(100人のストリングス) 編曲・東海林修

    「シェナンドー」(「STRING SPECTACULAR 100 STRINGS」(100人のストリングス)
    編曲・Osamu Shoji( 東海林修 )
    指揮・石丸 寛
    1969年1月22日東京厚生年金会館大ホールにて録音。
    キングレコードSDSシリーズ

    今日はクリスマス。

    クリスマスソングもたくさんあります。

    たとえば 布施明さんの スペクタクルな「サンタが街にやってくる」や
    弾けちゃってる「ジングル・ベル」もとっても楽しいし
    伊東ゆかりさんの白百合のような品の良い「クリスマス・デイ」や
    心が洗われるような「きよしこの夜」もすてきだけれど
    私などは 一年を通して ずっとこれらの歌はいつも聴いているので
    今日は歌のない音楽が聴きたいと思いました。

    このクリスマスに何を聴きたいか、と思ったとき
    この100ストリングス「シェナンドー」。
    もう これがどうしても聴きたいと思いました。

    穏やかでありながら
    美しい大きな波が自分に押し寄せるよう。

    心はとても静かで
    あたたかくて 優しさに包まれる感じ。

    たぶん・・・・
    きっと お母さんのおなかの中にいる時ときは
    こんな風ではないかなぁ、って思う。

    心が安らぐし満たされます。

    いつ聴いても素晴らしいこのアルバム
    復刻していただきたいアルバム ナンバー1です。

    100ストリングス
    収録作品
    1.イエスタディ
    2.青い影
    3.ラスト・ワルツ
    4.アイ・ラヴ・パリス
    5.スカボロー・フェア
    6.魅惑のワルツ
    7.夜のストレンジャー
    8.シェナンドー
    9.恋はみずいろ
    10.ムーン・リバー
    11.グリーンスリーブス
    12.モア


    アルバム「STRING SPECTACULAR 100 STRINGS」のCDは
     東海林修先生のホームページから購入することができます。
    超名盤です。
    東海林修先生のホームページからご注文ください。

    「シーモンの涙」SIMONE 河内行明

    「シーモンの涙」SIMONE 河内行明
    作詞・作曲・D.England-J.F.Coley-J.F.Colley-D.Seais 訳詞・森 愛仁霞 編曲 Osamu Shoji (東海林修)

    1970年から1974年まで放送された
    NHKの音楽番組「ステージ101」。

    Osamu Shoji が育てられた101のメンバーの中でも
    出世頭、ともいえる方がこの方。
    芹澤 廣明こと河内行明さん。

    長身で甘いマスク。
    特に声がまろやかで 良いお声です。

    けれどこの方は歌手としてより
    その後の作曲家としての方が
    作品としては多く知られていますね。

    Osamu Shoji に育てられ
    いろんなことを勉強され吸収されたのではないかと思います。

    この方が楽曲を提供されたグループの中の
    vocalの方とのお話が聞こえてくる時、心が痛むのですが 
    良い作品はすべてを越えて 
    みんなで大事にできればよいなぁと思います。

    「シーモンの涙」はヒロさんが一人で歌っていらっしゃるもので
    ハーモニーもすべで一人で歌われ
    ピュアな 甘い世界となっています。
    大らかで優しい歌声
    特にビブラートの使い方が甘さを出しており
    心地よいです。

    シーモン涙は 
    思い出とともに消えていくもの
    おいでシーモン おいでシーモン
    おいでシーモン はやく


    Osamu Shoji は ヒロさんの
    伸びやかで甘い声を最大限に生かされて
    素晴らしいアレンジをされています。

    101を卒業され
    その後ご活躍されたわけですが
    今この歌を静かに聴けば
    育たれ、羽ばたかれたことの喜びを感じます。

    ステージ101

    「夜間飛行」野口 五郎

    「夜間飛行」野口 五郎
    作詞 : 麻生香太郎 作曲・ 編曲 :Osamu Shoji(東海林修)
    1980年 10周年記念リサイタル U.S.A STUDIO CONNECTION

    10周年を記念して
    野口五郎さんは海外より ミュージャンを呼んでの大イベントを
    催されました。
    10周年記念リサイタル U.S.A STUDIO CONNECTION です。

    Osamu Shojiはコンダクターと音楽監督での参加です。

    五郎さんはもう 大はしゃぎだったと聞いております。
    本当に 嬉しくて幸せなコンサートだったことでしょう。

    このコンサートでは
    Osamu Shojiにとっては 初のシングルとなった
    「コーラス・ライン」も歌われています。

    さてOsamu Shojiといえば
    楽団の首席クラスの方たちと いつも音楽を作られており
    楽譜も初見で演奏されるのが普通だった、と認識しておりますが
    この海外から来られたミュージシャンは
    少し 勝手が違っていた様子です。

    リサイタルで Osamu Shojiが譜面に書かれた通りの演奏をされたかどうか
    少し疑問は残りますが
    パワフルで 熱く 楽しいコンサートになったようです。

    そのコンサートで歌われたオリジナル作品がこの
    「夜間飛行」
    このメロディは とてもOsamu Shojiらしい
    おしゃれで洗練されたメロディになっており
    さすがOsamu Shoji!という感じがします。

    特に好きなところは

    「残り少ない 小ビンの中の香り
    あの日も 風の中へ」

    解き放たれるような
    大きくて 心地良いメロディ。

    羽を広げて飛び立つ感じ。

    自由を感じられる音楽。
    晴れやかで 何処までも飛んでいけそうな
    すてきな作品。

    五郎さんも伸びやかに歌い上げていらっしゃいます。

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    「夜明けの海」 Osamu Shoji ( 東海林 修 )

    「夜明けの海」 Osamu Shoji ( 東海林 修 )
    2005年発表 シンセサイザーアルバム「りんごの花の下で」
    作・編曲 シンセサイザー Osamu Shoji( 東海林 修 )

    12月になると
    「Music by Candlelight」が聴きたい、と思うのですが
    すべて語ってしまいましたので
    心が癒される優しいメロディの作品つながりで
    今日はシンセサイザーアルバム「りんごの花の下で」の中の
    「夜明けの海」を書きます。

    このアルバムはOsamu Shoji作品集です。
    特にリクエストが多かったものを
    シンセサイザーの作品として発表されたものです。

    この曲は1968年 久美かおりさんのデビュー曲「くちづけが怖い」のB面です。
    当時の歌謡曲とは とても思えないようなおしゃれな作品で
    美しいストリングスアレンジが特に印象的でした。
    Osamu Shoji自身も この曲については
    気に入っていらっしゃったようなことを話されていたように思います。

    こちらのアルバムでは
    雰囲気を変えて
    ボサノヴァタッチでおしゃれで軽やかな印象に仕上げてあります。
    Osamu Shojiのアレンジは
    七変化も自由自在!

    主旋を奏でる音が
    久美かおりさんの声質にそっくりで
    思わずふふっ、と微笑んでしまうようなサプライズもあり
    楽しさもいっぱい感じられるこのアルバムです。

    当時は アレンジャーとしてのお仕事が多く
    本当にもったいなかったなぁ、と思うのですが
    こうして作曲作品を聴けると
    洗練されたメロディに 心が満たされます。

    りんごの花の下で
    この作品が入っているシンセサイザーアルバム「りんごの花の下で」は
    東海林修先生のホームページから 購入することができます。

    収録作品
    「空と海がとけあうとき」
    「夜明けの海」
    「地球はまわるよ」
    「りんごの花の下で」
    「特別な望みなどないけれど」
    「草の鏡」
    「愛するあした」
    「愛する人へ」
    「さらば愛の季節」
    「愛しいものへの歌」

    (作品のレビューは作品名をクリックしてご覧ください)

    「ゴールデン・ライト」野口五郎

    「ゴールデン・ライト」野口五郎
     訳詞:  高瀬徹  作曲:  Mr.Big  編曲:東海林修
    1976年3月20,21,22,23日 日劇リサイタル~女友達~

    日劇リサイタルの録音盤は
    レコードやカセットになることはありませんでしたが
    ニッポン放送にて
    2時間以上を越える時間、特別番組という形で 
    このステージの音源が放送になりました。

    ですから 間違いなく音源はあるのです。

    「ゴールデン・ライト」
    このステージだけで披露されたカバー曲。
    4分半の 静かな作品ではありますが
    甘く語るような伸びのある歌声、
    そして張りのある魅力的な高音が
    心地良く聴ける 
    ムードのある作品です。

    「声が聞きたい もう一度だけ 君の声
     遠い昔に 消えたあの声を
    やさしさに 君のやさしさに
    あぁ 慣れていたんだ
    あの頃は君を 君を責めては
    自分だけがいい子に
    いい子になっていたんだ
    come back to me・・・・」

    難しい歌なので
    とても普通に口ずさめる歌ではないのですが(^_^;)
    大人へと変わり
    進化していく五郎さんを感じることが出来た作品です。

    このコンサートは動員も素晴らしく
    日本劇場さんの方から記念品も贈呈されるほど
    大成功を収められたと聞いております。

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    「ナポリは恋人」(2) ザ・ピーナッツ

    「ナポリは恋人」ザ・ピーナッツ
    訳詩・ あらかはひろし 作詞・D.Verde 作曲・R.Rascal 編曲・Osamu Shoji( 東海林 修 )
    1965.7発売アモーレ・スクーザミ (ピーナッツのヒット・パレード第6集)

    ピーナッツさんの「ナポリは恋人」は
    1965.7発売アモーレ・スクーザミに収録されています。

    この曲につきましては前にも書いておりますので
    よろしければご覧ください。

    このアルバムには
    Osamu Shoji編曲の作品が二曲収録されています。
    「花咲く丘に涙して」と この「ナポリは恋人」が
    Osamu Shojiの編曲作品です。

    1965年の作品としましては
    ゆかりさんの「恋する瞳」をはじめとする
    アルバム「サン・レモのゆかり」を まず思い浮かべます。

    この年、Osamu Shojiの中で何かが動き始めた・・・・ということを
    年順に 聴いていくと感じると思います。

    音楽家として飛躍の年であったのだと思います。

    そのきっかけは・・・と考えるとき
    一人の音楽家が浮かびあがります。
    この「ピーナッツのヒット・パレード第6集」というアルバムでも2曲、
    ピーナッツさんの作品の作・編曲をされているハインツ・キースリングという方です。

    前にOsamu Shojiが ファンサイトの中で
    語られていたことがあったように思います。
    ハインツ・キースリング氏の音楽に感動され、スコアを読み、
    乾いたスポンジのように吸収した、というような内容が書かれていたと思います。
    その 喩えが素晴らしく 深く心に残ったので今も覚えているのです。
    忙しい中でも 常に 自分を高め 学び続けていらっしゃったのですね。

    これほどの素晴らしいオーケストレーションを
    歌謡曲というジャンルで聴くことが出来ていたなんて・・・
    この時代を知らない 私としては とても衝撃的なことでした。

    美しくて 聴いていると心がとても豊かになる音楽です。

    そして最近 ピ―ナッツさんの作品もよく聴くのですが
    「ナポリは恋人」では お二人の声が右と左と・・・と
    別々に聴こえてくるのですが
    本当に びっくりするほど 良いお声です。

    左からは低いパート、右からは高いパート。
    聴いていると とっても心地良く自然なのですが
    なんていうのか 
    とっても難しいハーモニーとなっています。

    主旋は低いパートの方が多いのですが
    Osamu Shojiは ひとりだけに主旋を歌わせるようなことはしていません。

    主旋が 右に左にと入れ替わる面白さも
    Osamuマジックなのだなぁ、と思います。

    左からの声は しっとりと落ち着いた声が聞こえてきます。
    こちらからの声は派手さはないのですが
    語りかけるような優しさがあります。
    静かに 囁きかけてくれているようでもあります。

    そして右から聴こえてくる声が 朗々と歌い上げる、というのでしょうか、
    声にエコーがかかっているような伸びのある明るい声で
    幸せが溢れてくるような、本当に天使のようなお声なのですよ。

    静と動・・・・
    そんなものがいっしょに入っている、って感じがします。
    いや 深いっ!
    ピーナッツさんは深いです!!

    いっしょに聴けば まったく同じ声だと思ってしまいがちですが
    それぞれに個性があります。
    それぞれの個性が互いの良さを引き出し
    さらにすてきなハーモニーに・・・・・・。

    ユニゾンもとてもすてきなのですが
    やっぱりこんなすてきなハーモニーを聴くと
    あぁ この作品を Osamu Shojiが編曲されて
    本当によかったなぁ、なんて思います。

    お二人の個性が とても出ていますし
    なにしろ プロフェッショナルです!

    聴けば聴くほど感動する 素晴らしい作品です。

    花咲く丘に涙して/ナポリは恋人