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    「ACROSS THE UNIVERSE」 (アクロス・ザ・ユニバース)トワ・エ・モワ 

    「ACROSS THE UNIVERSE」 (アクロス・ザ・ユニバース)トワ・エ・モワ 
    作詞・作曲 J.Lennon, P.MaCartney 編曲・Osamu Shoji( 東海林 修 )

    1970,12,1発売 アメリカ録音「トワ・エ・モワ・イン・USA」
    1970年に発表された アメリカ録音による
    4枚目のアルバム「トワ・エ・モワ・イン・USA」に
    収録された作品。

    何度も復刻された名盤ですが
    今も購入が出来ます。
    1970年とは とても思えないような
    新しい感覚のアルバム。
    40年以上も前の作品とはとても思えません。

    Osamu Shojiの素晴らしいアレンジが
    トワ・エ・モワのお二人をアメリカの自由な感覚の中で
    輝かせています。

    「ACROSS THE UNIVERSE」は
    ビートルズの作品。

    哲学的なこの世界ですが
    お二人のこの作品は
    アップテンポでパワフル。

    聴いていて自由な風と 湧きおこる力を
    心に感じる世界です。
    Toiet Moi in the USA


    トワ・エ・モワ・イン・U.S.A.(紙ジャケット仕様)トワ・エ・モワ・イン・U.S.A.(紙ジャケット仕様)
    (2008/10/22)
    トワ・エ・モワ

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    「愛する人へ」ワカとヒロ

    「愛する人へ」ワカとヒロ
    作詞・岡田富美子 作・編曲 Osamu Shoji (東海林修)

    前に一度書いたのですがもう一度書きます。

    1970年から1974年まで放送された
    NHKの音楽番組「ステージ101」。

    その中で生まれた作品で
    これまでずっと歌われてきた歌といえば
    「怪獣のバラード」があります。

    合唱曲として 今も愛され続けている名曲です。

    が、101で生まれた名曲は それだけではありません。

    歌い継がれてほしい歌として
    どうしても 私が知っていただきたい作品があります。

    それがこの「愛する人へ」です。

    コンビやグループでの作品は 解散となった地点で
    忘れ去られる傾向にあります。
    これほどの名曲が 忘れられていることが
    なんとも残念でなりません。

    温かく 深く
    胸に沁みる作品です。

    年を重ねれば重ねるほどに
    この作品の素晴らしさがわかります。

    「何故 忘れてた 
     名もなく生きる この喜びを」


    本当の愛は・・・・
    本当の幸せは・・・

    この胸に問い続ける人生に
    静かに語りかける答えのようです。

    GOROさんに
    歌っていただいておけば良かったのに・・・・、と
    正直、残念でならない名曲のひとつです。

    ステージ101

    「新しい夜明け 」野口五郎


    「新しい夜明け 」野口五郎
    作詞 : 山上路夫 作曲 : 佐藤 寛 編曲 : Osamu Shoji
    (第2回広島平和音楽祭参加曲)
    1975年          第2回広島平和音楽祭 初演
    1976年5月21日発売    アルバム「野口五郎5年の歩み」

    野口五郎さんの「新しい夜明け」は
    第二回広島平和音楽祭にて披露されました。
    会場は広島県立総合体育館であったものと思われます。

    広島平和音楽祭は1974年に始まりましたが
    1993年開催の第20回大会をもって終了した、とのことです。
    まず広島テレビで先行放送され、
    その後に日本テレビ系列局で再編集した映像が放送されていた、
    ということです。

    (尚、広島平和音楽祭には '77にも Osamu Shoji作品である
    「水平線へ」で 野口五郎さんは参加されています。)

    特記すべきことは この音楽祭にも Osamu Shojiは指揮者として
    参加されている、ということです。

    ですから このステージの迫力は素晴らしく
    胸に迫るような魂の叫びのような歌唱となっています。
    胸を打つステージで
    人を勇気づけるような 素晴らしいものでした。

    当然ながら 反響も大きかったものと考えられます。
    その後 '76発売の「五年の歩み」のボーナストラックとして
    33回転ドーナツ盤のおまけ、となりました。
    しかし このおまけがすごかった。
    もう片面は 不朽の名作「箱舟の帰還」です。
    大変なお宝が付いていたわけです。

    「新しい夜明け」は
    できれば ステージの音源そのままを
    アルバムに入れてほしかったのですが
    権利の問題もありますし そうもいかなかったのでしょう。
    スタジオ録音盤となっております。

    こちらは 語りも入り
    温かく語りかけるような仕上がりとなっています。
    こちらも素晴らしいのですが
    やはり広島での音源の迫力は特別で 感動的でした。
    マエストロOsamu Shojiが 五郎さんをしっかりと支えられており
    五郎さんも安心して 自分の持てる力すべてを 出されていて 清々しささえ感じます。

    「悲しみに 打ちひしがれて
    生きる望みを失くしたあなたに 心から告げたい
    また夜を越えて生きていこうよ 負けないで明日へ
    あの空を染めて あなたにも新しい夜明けは来るよ」

    素晴らしいメッセージ。
    「生きていこう」という 力強いメッセージ。

    オーケストラの編成も 大船に乗った気持ちでドーンとお任せできる。
    なんでもござれ、で すべて引き受けてくれる
    マエストロOsamu Shojiが いてくださればこそ
    歌手野口五郎さんは より輝き、成長されました。

    『野口五郎 5年の歩み』は
    タワーレコードさんにより 復刻されました!
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    http://tower.jp/item/4534160/%E9%87%8E%E5%8F%A3%E4%BA%94%E9%83%8E-5%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%AD%A9%E3%81%BF%EF%BC%9C%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E9%99%90%E5%AE%9A%EF%BC%9E</a>" target="_blank" title="<a href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3303745&pid=884183176&vc_url=http%3A%2F%2Ftower.jp%2Fitem%2F4534160%2F%25E9%2587%258E%25E5%258F%25A3%25E4%25BA%2594%25E9%2583%258E-5%25E5%25B9%25B4%25E3%2581%25AE%25E6%25AD%25A9%25E3%2581%25BF%25EF%25BC%259C%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AF%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AC%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2589%25E9%2599%2590%25E5%25AE%259A%25EF%25BC%259E%3Fkid%3Dpafvc" target="_blank" rel="nofollow"><img src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3303745&pid=884183176" height="1" width="0" border="0">http://tower.jp/item/4534160/%E9%87%8E%E5%8F%A3%E4%BA%94%E9%83%8E-5%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%AD%A9%E3%81%BF%EF%BC%9C%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E9%99%90%E5%AE%9A%EF%BC%9E</a>">http://tower.jp/item/4534160/%E9%87%8E%E5%8F%A3%E4%BA%94%E9%83%8E-5%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%AD%A9%E3%81%BF%EF%BC%9C%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E9%99%90%E5%AE%9A%EF%BC%9E
    ■『野口五郎 5年の歩み』<1976年作品>
    ここだけでしか聴けない貴重な楽曲を多数収録。これは単なるベストに非ず。デビュー5周年を記念し、ファン投票により選ばれたベスト[野口五郎 5年の歩み」 (1976 ポリドール MRA-9160/62 )をボーナストラックを追加し、CD復刻。ステージで度々歌われる名演で知られる人気洋楽カヴァー5曲“アドロ”“哀しみのソレアード”“ゴー・ナウ”“マイ・ウェイ”“ア・ソング・フォー・ユー”を東海林修編曲による貴重なスタジオ録音版で収録。さらにボーナス・トラックとして付属の非売品7inchシングル(KI-4011)収録の稀少楽曲“箱舟の帰還”(1975中野サンプラザホール・リサイタル-美しい愛のかけら-のOPテーマ)、“新しい夜明け”( 第2回広島平和音楽祭参加曲 )を収録。さらに“甘い生活”“私鉄沿線”“美しい愛のかけら”の3曲はこのために再録された、シングル版とは違う別ヴァージョンで収録。さらにさらに野口五郎出演の映画「再開」のサウンド・トラック より挿入歌“何処へ”なども収録。全く侮れない好企画アルバム。
    <DISC-1>
    01. 博多みれん ( 作詞 : 鳳司哲夫 補作詞 : 大日方俊子 作曲 : 荒井英一 編曲 : 竹村次郎 )
    02. 青いリンゴ ( 作詞 : 橋本 淳 作曲 : 筒美京平 編曲 : 高田 弘 )
    03. めぐり逢う青春 ( 作詞 : 大日方俊子 作曲・編曲 : 馬飼野俊一 )
    04. 雨に消えた恋 ( 作詞 : 千家和也 作曲 ・編曲 : 筒美京平 )
    05. オレンジの雨 ( 作詞 : 吉田栄子 補作詞 : 大日方俊子 作曲 : 筒美京平 編曲 : 高田 弘 )
    06. 君が美しすぎて ( 作詞 : 千家和也 作曲・編曲 :馬飼野俊一 )
    07. 愛ふたたび ( 作詞 : 山上路夫 作曲 : 佐藤 寛 編曲 : 馬飼野俊一 )
    08. 甘い生活 ( 作詞 : 山上路夫 作曲・編曲 : 筒美京平 )
    09. 私鉄沿線 ( 作詞 : 山上路夫 作曲 : 佐藤 寛 編曲 : 筒美京平 )
    10. 哀しみの終わるとき ( 作詞 : 山上路夫 作曲・編曲 : 筒美京平 )
    11. 美しい愛のかけら ( 作詞 : 山上路夫 作曲 : 佐藤 寛 編曲 : 東海林 修 )
    12. 女友達 ( 作詞 : 山上路夫 作曲 : 佐藤 寛 編曲 : クニ河内 )
    13. アドロ ( 訳詞 : 毬まどか 作詞・作曲: ARMANDO MANZANERO 編曲 : 東海林修 )
    14. 哀しみのソレアード ( 作詞: ALBERTO SALERNO, FRANCESCO SPECCHIA, MAURIZIO SEYMANDI 訳詞 : 布施明 作曲 : CIRO DAMMICCO, ZACAR, DARIO BALDAN BEMBO 編曲 : 東海林 修 )
    15. ゴー・ナウ ( 作詞 : Hugo and Luigi 訳詞 : 麻生香太郎 作曲 : George David Weiss 編曲 : 東海林 修 )
    16. マイ・ウェイ ( 作詞 : PAUL ANKA 訳詞:中島 淳 作曲:Jacques Revaux、Claude Francois 編曲:東海林 修 )
    17. ア・ソング・フォー・ユー ( 訳詞: 安井かずみ 作詞・作曲 : Leon Russell 編曲 : 東海林 修 )


    <DISC-2>
    01. 見果てぬ夢 ( 作詞 : Joe Darion 訳詞:岩谷時子 作曲 : Mitch Leigh 編曲 : 東海林 修 )
    02. トラベリング・ボーイ ( 訳詞: 不詳 作詞・作曲 : ROGER NICHOLS, PAUL WILLIAMS 編曲 : 東海林 修 )
    03. アイ・ゲッド・マッド ( 作詞・作曲 : Joe Cocker, Jim Price 編曲 : 東海林 修 )
    04. クレイジー・ラブ ( 訳詞: 不詳 作詞・曲 : Paul Anka 編曲 : 馬飼野俊一 )
    05. アイ (I / WHO HAVE NOTHING ) ( 訳詞 : JERRY LEIBER, MIKE STOLLER 作詞: GIULIO RAPETTI MOGOL 作曲 : CARLO DONIDA LABATI 編曲 : 馬飼野俊一 )
    06. 雨のガラス窓 ( 作詞 : 山上路夫 作曲・編曲 : 筒美京平 )
    07. 愛すれどさびしく ( 作詞 : 山上路夫 作曲・編曲 : 筒美京平 )
    08. 風に舞う花びら ( 作詞 : 水木かおる 作曲 : 佐藤 寛 編曲 : 馬飼野俊一 )
    09. 結婚申し込み ( 作詞 : 山上路夫 作曲 : 平尾昌晃 編曲 : 馬飼野俊一 )
    10. 枯葉のいつわり ( 作詞 : 千家和也 作曲・編曲 : 馬飼野俊一 )
    11. 何処へ (サウンド・トラック ) ( 作詞 : 山上路夫 作曲・編曲 : 馬飼野俊一 )
    12. 傷だらけの旅立ち ( 作詞 : 阿久 悠 作曲・編曲 : 筒美京平 )
    13. 愛のエレジー ( 作詞 : 土山方子 補作詞 : 大日方俊子 作曲 : 佐藤 寛 編曲 : 馬飼野俊一 )
    14. 熱愛 ( 作詞 : 阿久 悠 作曲・編曲: 馬飼野俊一 )
    15. 歌がある限り ( 作詞 : 山上路夫 作曲・編曲 : 東海林 修 )
    <ボーナス・トラック> <添付シングル KI 4011>
    16. 箱舟の帰還 ( 作詞 : 麻生香太郎 作曲・編曲 : 東海林修 )( 1975中野サンプラザホール・リサイタル-美しい愛のかけら-(1975年11月15日)OPテーマ)
    17. 新しい夜明け ( 作詞 : 山上路夫 作曲 : 佐藤 寛 編曲 : 東海林修 ) (第2回広島平和音楽祭参加曲)

    「トラベリング・ボーイ」野口五郎

    「トラベリング・ボーイ」野口五郎
    作詞者不詳 作曲・Paul Williams 編曲・Osamu Shoji (東海林修)

    1975年3月21~24日       GORO IN KOKUSAI浅草国際劇場リサイタル初演
    1975年 7月16,17日      GORO ON STAGE ひとりぼっちの栄光 
    1975年11月  15日      ゴローインサンプラザ~美しい愛のかけら~
    1976年2月7日~3月14日   明治チョコレートコンサート
    1976年3月20~23日      日劇リサイタル~女友達
    1976年4月29日          GORO ON STAGE 故郷に帰るⅡ
    1976年5月21日発売       アルバム「野口五郎5年の歩み」
    1979年11月16~18日      プレ10周年記念リサイタル

    何度も語っておりますが
    Osamu Shoji のご功績は
    野口五郎という歌手を
    歌謡曲というジャンルから引っ張り出して
    見たことも 聞いたこともないような
    超一流の音楽で
    洋楽をオリジナル曲のように ピタリとマッチさせ
    大きな世界で
    五郎さんを輝かせてくださった、ということが大きいと思います。

    ステージで歌われた洋楽のカバーなどは
    テレビで見る五郎さんからはとても想像できないほどに
    ワイルドで情熱的で
    しびれるほどにクール。

    その落差に
    乙女たちは さらに熱狂的になったように思います。

    1975年や1976年は
    たくさんの洋楽をカバーされていました。
    この歌はアート・ガーファンクルの「Traveling Boy」 (「青春の旅路」)’74の作品です。

    洋楽のカバーは
    Osamu Shoji により ステージ用に編曲され披露されていましたが
    どの作品も 心を鷲掴みにされるような
    五郎さんのオリジナル作品かと思うような
    素晴らしい出来栄えでした。

    「許してくれ 恋人 僕は行くよ
    さみしくさすらうのが 似合ってる僕さ」

    恋も愛もよくわからなかった少女たちを
    追いかけてすがりつきたくなるような気分にさせた世界。

    好きだよ、と言いながら去っていくひと。
    そんなことがあるの?と
    驚くほどに幼い少女たちに

    「僕には夢がある やり残せない
    青春は一度しかない 死ぬまで
    続く愛もない
    だから帰ってくる約束もしない」

    大好きなひとが そう歌うのだから
    もう、たまりません。

    この一曲だけでも
    愛とか 夢とか 別れとか 人生について
    深く考えさせられました。

    今聴いても この歌の意味を
    人生と照らし合わせて考えます。

    また深く心に届きます。
    とても魅力のある世界なのです。

    Osamu Shoji が そばで一緒に
    ステージを作られていた時代が懐かしく
     胸がじーんとする思いです。

    もし タイムマシーンがあるのなら
    あの時代のステージを見に行きたいです。

    だれか早くタイムマシーンを作ってください!
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    参考音源
    アート・ガーファンクルの「Traveling Boy」 (「青春の旅路」)

    「地下街遊戯」野口五郎

    「地下街遊戯」野口五郎
    作詞・麻生香太郎 作曲・編曲 Osamu Sjoji (東海林修)
    アルバム「U.S.A. STUDIO CONNECTION」

    1980年 10周年記念リサイタル U.S.A STUDIO CONNECTION
    1980年3月27~30日 中野サンプラザホール
    1980年4月3~4日  大阪厚生年金大ホール

    五郎さんが 10周年の記念として
    海外からのミュージシャンを招いてのコンサート。

    Osamu Shojiは そのステージのコンダクター・音楽監督をされています。
    '75より 五郎さんのステージに関わられてきましたが
    この年で 一区切り。

    それまで
    1977年に全日本吹奏楽コンクール課題曲「ディスコ・キッド」
    1978年に初シンセサイザーのアルバムを発表。
    1979年には「夜間飛行」、
    1980年には「シャンバラ」と代表作を発表され、

    翌年には
    1981年には:劇場用アニメ「さよなら銀河鉄道999」の交響詩、シンセサイザー作品・・・と

    Osamu Shojiは シンセサイザーの創作活動に情熱を注がれることとなりますが
    このステージは 有終の美を飾るようなステージとなりました。

    「地下街遊戯」は
    都会の中の孤独を歌ったものですが
    誰もが 感じる胸のさみしさを
    代弁してくれるような世界です。

    「胸のピエロが アー ガラスで 泣きながら踊っている
    なんにもない なんにもない アー
    自分だけが孤独なのと」

    ここのメロディなどは
    深く胸に沁みます。

    ぐっと大人の音楽。

    Osamu Shojiの音楽は 
    渋みもありお洒落でもあり
    カッコイイのです。

    このステージは
    野口五郎さんへの ご褒美のようなステージでした。

    記念に花を添える気持ちで
    Osamu Shojiは このステージに立たれたのではないかと考えております。
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    演奏  野口五郎& U.S.A. STUDIO CONNECTION & GORO SPECIAL 9
    ドラム:リック・マロッタ
    ベース:トニー・レヴィン
    ギター:デヴィット・スピノザ
    ギター:ワディー・ワクテル
    キーボード:ダン・グローニック
    アルトサックス:デヴィット・サンボーン

    「音楽祭」野口五郎

    「音楽祭」野口五郎
    作詞・麻生香太郎 作曲・編曲・ Osamu Shoji (東海林修)

    1976年3月20~23日     日劇リサイタル~女友達
    1976年4月29日         GORO ON STAGE 故郷に帰るⅡ

    何度も語りました通り
    日劇リサイタルはレコードやカセットにはなりませんでしたが
    そのリサイタルが初演の「音楽祭」だけは
    GORO ON STAGE 故郷に帰るⅡで歌われ、
    カセットとして発売になりました。

    この年'76年の暮れには
    初めてレコード大賞歌唱賞を受賞されましたが
    そのときの言葉が「やっともらえた」でした。

    まだ この歌を歌われていた春には
    賞に縁がない五郎さんで
    自分が歌手として 評価されることがないことを
    とても残念に思っていらっしゃったはずです。

    この音楽祭は 実話に基づいて書かれた作品で
    当時のラジオでも
    会場から家まで歩いて帰った、とおっしゃってました。

    いつもは奥ゆかしい五郎さんですが
    賞に関しては わりとストレートに悔しさを語っていらっしゃったように思います。

    この歌は 五郎さんの気持ちそのままだったのだと思います。
    聴く人間は そのことがとてもわかったので
    一緒に涙する人が多かったのではないでしょうか。

    「出られただけで 嬉しいと思う
    幸福者と肌で感じる
    だけど近づく発表のとき
    賞など欲しくないと 僕には言えない」

    誰しも そんなことを感じることがある。
    もう十分に幸せなんだ。
    これ以上望んでどうするんだと思いつつも
    もっともっと 
    もっと上が欲しい。

    こんなに頑張っているんだ。
    こんなに頑張ったじゃないか。

    けれど あともう少しのところで
    手が届かない。

    けれど 五郎さんは
    ずっと頑張られて
    賞を手にされましたし
    夢を叶えて行かれました。

    私も頑張ろう。

    この歌を聴いて
    どんなに励まされたことでしょう。

    この音楽も
    賞の発表までのドキドキ
    そして 発表のあとの衝撃や
    心の動きまで
    Osamu Shoji の臨場感あふれる音楽で
    鮮やかに表現されております。
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    「四回戦ボーイ」野口 五郎

    「四回戦ボーイ」野口 五郎
    作詞・麻生香太郎 作曲・編曲 Osamu Shoji(東海林修)
    1976年3月20~23日     日劇リサイタル~女友達

    そもそも「四回戦ボーイ」とは何ぞや?と
    当時思ったわけですけれど
    4回戦ボーイ=C級ライセンスしか持ってない、
    「アマチュアに毛が生えた程度の実力しか持ちあわせてない」
    ボクサーの事を言うそうです。
    デビュー間もないボクサーの事を指すのかもしれませんが
    少し 上から見下ろされた感があるような気もします。

    この作品は76年の日劇リサイタルのために作られ 歌われましたが、
    結局は音源化されませんでした。
    みんなが知っているのは ラジオでこの3つのオムニバス
    「僕は道化師」「四回戦ボーイ」「音楽祭」がオンエアされたから、
    であります。
    これほどの作品が 1つの作品、(オムニバス)として
    レコードやカセットとして音源化されなかったことは
    本当に残念、と 申し上げるほかございません。

    このオムニバスは 
    人生には挫折があったり
    努力しても報われないことや
    結果に結びつかないこともあるけれど
    自分を信じて
    夢に向かって顔を上げて
    明日に向かい
    がんばって行こうじゃないか、と
    聴く人の心に語りかけてくれる名作です。

    若いころは 少しのことでもうダメだと思い
    打ちひしがれ
    夢もなくし
    すぐに絶望的になりましたが
    それは人生経験が少なく
    初めてのことずくしだったから、です。

    それゆえ 少年少女は
    人生に迷い すぐに人生の光も見失い
    悩み苦しむのです。

    そんな少年や少女に
    大きく生きる力を与える世界が
    このオムニバスだったのです。

    「四回戦ボーイ」

    「顔の形も変わるほど 殴られ続けたスパーリング
    ろくに食事もできぬまま 減量 減量の毎日
    今に見てろ チャンピオンベルトとってみせるぞ
    このこぶしで」

    だれもが 自分の人生と照らし合わせて
    この歌を聴いたのではないでしょうか。

    ボコボコにされるようなことや
    苦しいことが 沢山おきるのが人生。

    「今に見てろ」
    「きっといつか」
    と 根性のない自分を奮い立たせる。

    弱くて 夢も やる気も
    すぐに 風船のようにしぼむ自分。
    だけど みんな苦しいんだな、
    自分もがんばろう!、と
    勇気が湧いたものです。
    時にはこんな風に ハングリー精神を全面に出して
    自分と戦うことも必要なのだと悟った世界でした。

    声に出して言えないことでも
    こうして五郎さんがかわりに歌ってくれる。
    希望を与えてくれる歌声でした。

    リンクに倒れるボクサーのように
    人生倒れることも多かったけれど
    そのたび
    立ち上がろうと思えました。

    苦しい時は よく聞いたものです。
    自分を支えてくれた一曲でもあります。

    これほどの名作が世に出なかったことは
    Osamu Shojiも残念に思われたことと思いますが
    これ以降も
    音源化されようが されまいが
    夢のあるステージにされるために 
    五郎さんのために ファンのために
    惜しみなく新しい作品を作り続けてくださったこと、
    そしてそれらの歌が人生を支える世界になったこと、
    その大きさに
    私たちは心から感謝したいと思うのです。
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    「哀しみのソレアード」野口五郎

    「哀しみのソレアード」野口五郎
    訳詩・布施明 作曲・Zaka 編曲 Osamu Shoji (東海林修)

    1975年3月21~24日       GORO IN KOKUSAI浅草国際劇場リサイタル初演
    1975年 7月16,17日      GORO ON STAGE ひとりぼっちの栄光 
    1975年11月  15日      ゴローインサンプラザ~美しい愛のかけら~
    1976年2月7日~3月14日   明治チョコレートコンサート
    1976年5月21日発売       アルバム「野口五郎5年の歩み」
    1977年10月7日~11月19日  秋の六都市コンサート 

    心に残る名曲のひとつ、とも言えると思います。
    「哀しみのソレアード」。

    この名曲が生まれたことにも秘話があり
    五郎さんが楽屋で布施明さんに
    自分が訳詞をしたのだけれど五郎くん歌って・・・・と
    渡された作品だということなのです。

    たくさんの先輩から愛された五郎さん。

    五郎さん自身は 新御三家だ、アイドルだ、と
    当時から注目されていましたが
    ご本人としては
    布施さんや五木さんや沢田さん・・・などの先輩に
    はやく追いつきたい、というお気持ちが常にあった、
    というお話をされていたように思います。

    この「哀しみのソレアード」は
    Osamu Shoji の編曲により
    胸に沁みる 美しい作品となり
    五郎さんは 歌で人生を語る
    素晴らしい歌手としての風格を持たれるようになりました。

    Osamu Shoji のピアノも素晴らしいのですが
    壮大なオーケストレーションへと向かうところなど
    さすがOsamu Shojiだなぁと 感動します。

    「偽り だましあい
    傷つけ 憎みあう
    もうそんな世界には
    別れを おしまない」


    人生には 成功もあれば
    失敗もある。
    挫折もある。

    けれど長く生きていると
    あの挫折があればこそ、と思うこともあれば
    失敗と思っていたことが
    実は成功だったかもしれない、と思うことだってある。

    惨めに去り行くことはない。
    胸を張って引くことだ。

    この歌は 安らかな心と
    明日への希望と
    美しい夕日を与えてくれました。

    Osamu Shojiのご功績をあげるとしたら
    たくさんありますが
    その中のひとつに
    野口五郎という歌手に 愛を
    歌で
    語らせた、ということにあると思うのです。

    このことはどうか
    みなさまも忘れずにおいていただきたいのです。

    ****

    2016年7月27日アルバムが復刻されました。
    ひとりぼっちの栄光

    GORO ON STAGE ひとりぼっちの栄光<タワーレコード限定>
    http://tower.jp/item/4300271/GORO-ON-STAGE-%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%81%BC%E3%81%A3%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%A0%84%E5%85%89%EF%BC%9C%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E9%99%90%E5%AE%9A%EF%BC%9E

    「トライ・ア・リトル・テンダーネス」野口五郎

    「トライ・ア・リトル・テンダーネス」Try a Little Tenderness 野口五郎
    作詞・曲 : Jimmy Campbel,Harry Woods, Reg Connelly 編曲 : Osamu Shoji (東海林修)
    1974 GORO IN SUNPLAZA~甘い生活~ 中野サンプラザホール
    1976年1月24日,31日,2月7日OA テレビ「ベスト3夢の顔合わせ」

    こうしてGORO&Osamu Shoji のコラボ作品を語る上で
    特に 伝えたいことというのは
    なにしろ とにかく 
    洋楽のカバーが 
    イメージの枠をはるかに超えて
    カッコよかった、ということであります。

    これは 本当に聴いていただければわかることなのです。

    ここで 私が熱く語りすぎると
    みなさんがドン引きし、 
    変な人と思われてしまい
    音楽の本当の素晴らしさが伝わらなくなるので
    あまり語りたくないのです。

    ですから わたしも 敢えてクールに語ることをしたいのですが

    この作品は
    「1974 GORO IN SUNPLAZA~甘い生活~ 中野サンプラザホール」にて
    披露されました。

    このステージが 五郎さんとOsamu Shoji の始めてのステージでしたので
    少しOsamu Shojiも様子見、のような感じで
    五郎さんの歌いたい洋楽を歌っていいですよ、
    という感じにされたのではないかなぁ、と思うのですが
    五郎さんが 超カッコよく輝かれるような音楽を作られてます。

    こうやって聴くと
    やっぱり本当は ロックの世界へ向かわれたかったのだろうなぁと
    思ってしまうのですが
    そのようなことを Osamu Shojiが 語られていたことがありました。

    しかし 大半のファンは 真逆の
    哀愁があって 少し翳りのある歌謡曲路線の五郎さんを
    求めていたようなので なかなか難しかったのでしょう。

    それでも この時代に残された二人の洋楽のカバー作品を
    今も愛して止まない方もたくさんいらっしゃいます。

    憂いを秘めて 物静かで
    甘く優しい五郎さん、というイメージしかなったファンが
    コンサートに行き こんな激しいロックを歌っている五郎さんを見た時は
    きっと衝撃的だったことでしょう。

    そしてこの男らしいワイルドな五郎さんの世界を知り
    乙女たちはハートを打ち抜かれ 
    さらに五郎さんに夢中になった、というのが 
    きっと事実である、と私は考えます。

    ♪Oh she may he weary
     Young girls thay do get weary♪
    ♪~


    こうして今改めて聴いてみますと
    水を得た魚のように
    五郎さんが伸び伸びと
    歓びにあふれて歌っていらっしゃることが
    よくわかります。

    そして舞台に立つまで
    歌い込んで来られたことも
    とても良くわかります。

    この歌が歌えてうれしい!、って
    声に音に出ています。

    本当にしみじみ
    お二人の出会いがあってよかったなぁ、と思います。

    なんてったって
    出逢いは必然ですからね。

    愛の肖像
    参考音源
    五郎さんがデビュー前バンドで歌われていたのは
    こちらだそうです。
    Otis ReddingのTry a little tenderness

    スリードックナイト

    「ゴー・ナウ」野口五郎

    「ゴー・ナウ」野口五郎
    作詞・Hugo and Ruigi 訳詩・麻生香太郎 作曲・George David Weiss 編曲・Osamu Shoji(東海林修)

    1975年11月15日        ゴローインサンプラザ~美しい愛のかけら~初演
    1976年2月7日~3月14日  明治チョコレートコンサート
    1976年3月20~23日     日劇リサイタル~女友達
    1976年4月29日          GORO ON STAGE 故郷に帰るⅡ
    1976年5月21日発売     アルバム「野口五郎5年の歩み」
    1976年7月20日~8月11日  全国縦断コンサート

    洋楽のカバーで特に心に残っている作品のひとつ。
    「トラベリング・ボーイ」と 「ゴー・ナウ」と
    一緒のステージで歌われることも多かったのですが
    同じ別れでも こんなに違う。

    もしかしたら 言い方ひとつかもしれないのだけれど
    旅立っていく自分とと 背中を押す自分。
    去り行く自分と見送る自分。
    両方を歌の世界で感じることができました。

    まだ 子どもだったけれど
    人生の深さを知った気分でした。

    ここでお別れだ恋人よ
    何もいわずここで見送ろう
    Go now きみはきみなりの道をまっすぐに
    さぁ お行き


    どちらが簡単かというと それは安易には決められないけれど
    許してくれ恋人・・・と 去っていく方がまだ簡単で
    君は君なりの道をお行き・・・・と
    告げる方が 何倍も難しいような そんな気がします。

    そして 私の人生 遠い昔のこと
    自分が付き合った人に
    自分の母が この言葉を告げるようなことがあったこと
    それも忘れられない辛い経験です。

    とても言えない・・・・
    あなたはあなたの道を・・・とは。

    そして今思う。
    あとのことは心配はいりません。
    私は大丈夫たから・・・
    あなたはあなたの道をまっすぐに歩いてください、と
    ちゃんと言えればよかったのに・・・と
    そう あとで思う別れもある。

    こんなにこの歌を聴いて心に刻んでいたのに

    だけど こんな言葉 
    とてもとても言えなかった・・・と
    今になって振り返り
    悔いることばかりの人生。

    別れの歌であるけれど
    とても優しいのです。

    どうしても 別れるしかない時、って
    人生の中ではあります。
    もう どうしようもない時も
    生きていればある。

    断ち切るしかない絆もある。
    これほどに悲しいことはないけれど
    結局は 相手のことを思えばこそ、なのだと思う。

    そのことは 少女の時代には
    とても理解できなかったことでした。

    年を重ねると いろんなことがわかる。
    そして この歌の 優しさ 悲しさも
    痛いほどにわかる。

    穏かに語りかける。

    「君は君なりの道をまっすぐに
    僕の分まで
    しあわせになるんだよ
    しあわせになるんだよ」

    最後のスキャットのような
    五郎さんのファルセットも美しくて優しい。

    泣いてしまいたくなる。

    Osamu Shojiの洋楽のカバー作品は素晴らしい。

    人生に添い続けてくれる名曲。
    五郎さんを輝かせてくださった
    マエストロOsamu Shojiがいてくださって
    本当によかった。
    20170727goro5
    20170727goro3

    参考音源
    「GO NOW」
    STYLISTICS スタイリステッイクス 1974

    「音の世界に魅せられて」(That's When the Music Takes Me)野口五郎

    「音の世界に魅せられて」(That's When the Music Takes Me)野口五郎
    作詞・作曲 Neil Sedaka 編曲 :Osamu Shoji( 東海林修 ) 日本語詞 不明

    1975年3月21~24日       GORO IN KOKUSAI浅草国際劇場リサイタル
    1975年9月13日            GORO ON STAGE カルピスソーダ
    1975年10月5日          ホットヒット歌謡IN若松

    1974年の中野サンプラザコンサートより
    Osamu Shojiが ステージの音楽を担当されるようになりました。

    余談ではありまが
    実は音源化されなかったものに
    サンプラザでは ロックンロールメドレーがあったそうです。
    ロックンロールメドレー
      A.ルシール
      B.ロックアラウンド・ザ・ロック
      C.監獄ロック
      D.ハート・ブレイク・ホテル
      E.ジョニー・B・グッド 

    また「シュガー・ベイビー・ラブ」と
    「ゲット・イット・オン(黒い炎) 」も披露されたそうです。

    あぁなんてことでしょうか。
    こんなすごいお宝がお蔵入りになるとは!!

    そして続いてOsamu Shojiが音楽を担当された
    GORO IN KOKUSAI浅草国際劇場リサイタルでも
    洋楽のカバーは たっくさん歌われています。

    すべて!!
    すべてお蔵入り、ということです。

    涙なくして とても語れません。

    この頃は 白い羽のついたがガウンのような衣装を
    五郎さんは身に着けられていたそうです。
    そのスターの輝き、華麗なスタイルは
    ファンなら 記憶に鮮明です。

    当時「音の世界に魅せられて」は
    オーブニングに歌われていたようです。

    ドキドキとハートを揺さぶられるようなオープニングより
    この「音の世界に魅せられて」。

    幸い、ラジオ番組でオンエアされていました。
    たぶん ギターを弾きながらのオープニングです。

    さあ 幕が上がり あなたと僕の
    さあ 素晴らしい時は始まる
    甘い恋のラヴソング
    苦い涙の歌ロックンロール
    あなたの心をとりこにするまで
    歌い続けよう 素晴らしいこのひと時に イェイ


    ♪「さぁ 二人して夢の世界に出かけよう」♪

    若さあふれる甘い歌声。
    明るく誘うその美しいルックス。
    はぁ~~~っ。
    嬉しくて天にも昇る気持ち。
    夢の時間の幕開けです。

    この時代の乙女たちが
    夢中にならないわけがありません。

    Osamu Shojiの華麗な音楽。
    洋楽のカバーも
    まるでオリジナル作品のよう。

    五郎さんもきっと嬉しくてたまらなかったことでしょう。

    浅草国際劇場リサイタル
    参考音源
    1972年Neil Sedaka

    「第三の男」寺内タケシ(「エレキギターのすべて」)

    「第三の男」寺内タケシ(「エレキギターのすべて」)
    A.Karas  編曲・Osamu Shoji ( 東海林 修 )
    演奏・寺内タケシ/宮間利之とニューハード/新室内楽協会 
    1963年3月発表作品。

    寺内タケシ「エレキギターのすべて」)の
    Osamu Shoji作品のレビュー
    残すところはこの一曲となりました。

    私は知らなかったのですが
    1960年代というのは
    とにかく音楽作りについては
    お金も時間も惜しみなく
    注ぎ込まれていたのだと
    Osamu Shoji作品をたどることで
    深く知りました。

    本当に贅沢で良き時代だったと思います。

    そして 注ぎ込めるほどに
    作り手がプロフェッショナルで
    才能に溢れていらっしゃったのだということも
    強く感じます。

    もう 別の世界というのでしょうか。
    夢の世界です。

    このアルバムは100名にもわたるオーケストラをバックに
    寺内タケシさんがギターを弾いているという
    すごいアルバムです。

    これほどの大オーケストラと
    エレキギダーとの融合。
    この時代にこのような企画を思いつかれた人もすごいのですが
    こうして実現されてしまう、というところにも
    感動を覚えます。

    今の時代で こんなことが出来る人がいるでしょうか。
    本当に 素晴らしいアルバムです。

    「第三の男」
    映画音楽で、誰もが知っているメロディ。

    おしゃれに 軽やかに
    楽しく聴けるこの世界。

    身近なようで・・・
    やっぱり夢の世界。

    スペクタクルな世界。

    胸がやけにジーーンとして
    うるっ、としてしまう「エレキギターのすべて」です。
    エレキギターのすべて
    収録作品
    1. グラナダ※
    2. 黒い瞳
    3. 禁じられた遊び ※
    4. 第三の男 ※
    5. ジャニー・ギター※
    6. 駅馬車 ※
    . マラゲーニャ ※
    8. ウォーク・ドント・ラン※
    9. 魅せられしギター※
    10. キャラバン
    11. テネシー・ワルツ
    12. ウスクダラ
    ※Osamu Shoji編曲作品

    エレキギターのすべてエレキギターのすべて
    (2010/05/26)
    寺内タケシ

    商品詳細を見る

    「シー・ウインズ」Osamu Shoji( 東海林 修 ) (アルバム「Utopia朝」)

    「シー・ウインズ」Osamu Shoji( 東海林 修 ) (アルバム「Utopia朝」)
    作・編曲・シンセサイザー Osamu Shoji( 東海林 修 )

    「Utopiaシリーズ」は特によく聴く作品なのですが
    なぜかというと 心がとても安らぐ音楽ばかりだからです。

    人は人の中で生き、
    日々生活に追われています。
    目の前のことや
    これからの予定の段取りに追われ
    いつも気持ちに余裕もありません。

    いろんなストレスを抱え
    それでも頑張りすぎてしまう現実。

    だからこそ 音楽は必要なのです。

    「Utopia 朝」を聴くと
    朝のきらきらした 澄んだ空気が
    この体に満ち渡る感じがします。

    窓を開け、部屋の空気を入れ替えるように
    人も 心の窓を開け 
    爽やかな朝の風を感じることが必要なのです。
    この「Utopia 朝」は心に新鮮な朝の空気を
    届けてくれるようなアルバムです。

    ひとりの時間こそ
    自分を解き離し
    ほっとできる時間でなくてはなりません。

    そういう時間が持てればこそ
    人の中へと戻っていける気がします。

    「シー・ウインズ」
    優しくきらきらとしたメロディ。
    見えてくるのは穏やかな波。
    心地よい海風。

    少女のように
    砂浜で海を眺めて・・・・。

    特に途中から展開する音楽が
    とても素敵で ドラマチックになっています。

    心は海を渡る風となり
    空へと舞い上がるような
    そんな展開です。

    朝は やっぱり「Utopia 朝」がいいな。
    そう思って愛聴しています。
     Utopia朝

    収録作品
    「夜明け」
    「朝のそぞろ歩き」
    「優雅なワルツを」
    「シー・ウィンズ」
    「朝はミルク・ティーで」
    「セピアの写真アルバム」
    「川のほとりで」
    「気楽な日々」
    「お使いは南青山」
    「少女の願い」
    「虹の小箱」
    「香しい庭園にて」

    アルバム「Utopia 朝」のCDは 東海林修先生のホームページから
    購入することができます。

    「僕は道化師」野口 五郎

    「僕は道化師」野口 五郎
    作詞・麻生香太郎 作曲・編曲 Osamu Shoji(東海林修)
    1976年3月20~23日     日劇リサイタル~女友達

    幼い頃というのは
    人生経験が少なく
    何事も初めて経験する、ということだらけで

    大人からすれば
    たいしたことでないとしても

    少年や少女の頃は 
    天にも昇るように幸せな気持ちになったり
    心臓がバクバクするくらいときめいたり
    地の底に堕ちたほどのショックを受けたり
    ひざまづくほどの悲しみを味わったり、
    言葉にできないような悔しさを感じたり・・と
    自分でもどうしてよいかわからないことだらけだったような気がします。

    そして 当時は
    自分の心を鎮めたり、慰めたり 励ましたりする方法として
    音楽を聴くこと以外に あまり方法がなかったように思います。
    私自身、本当に
    歌によって人生支えられ励まされてきたことを思います。

    そんな少年や少女の
    間違いなく支えになったであろう作品が、
    この作品「僕は道化師」。
    なぜ「あろう」と書いたかというと
    音源化されなかったからであります。

    「積木を一つずつ 積み上げるように
    苦しい稽古も耐えてきたよ
    心と裏腹に愛嬌ふりまき
    玉乗り ブランコ 一輪車
    明日のスターを夢にみて踊り続ける毎日
    だけど真っ赤な鼻が似合いの
    そうさ 僕はピエロ」

    私は特にこの部分が
    心に深く届いて胸が熱くなるのですが、

    あぁ そうだ。
    どうせ私なんか、とか
    所詮私など、とか
    どこかで誰しも思ってしまうけれど

    みんな苦しいんだな。

    現状だけを見て 悲観するのではなく
    夢を持ち、懸命に努力して
    いつか 夢をつかみとろう!

    歌を聴き 涙して
    そう思ったことを思い出します。
    とても 素晴らしい楽曲でしたが
    残念ながら レコード化もカセット化もされませんでした。

    ただただ 心の底から残念に思っています。
    ラジオで 放送されましたので 音源はあったはずですから
    本当に残念です。


    そして五郎さんを支えていらっしゃったOsamu Shojiの音楽は
    誰よりも野口五郎という歌手を輝かせ
    ファンに 豊かな夢をいだかせました。

    素晴らしい音楽を聴かせていただけたこと、
    感謝の気持ちでいっぱいです。
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    「 春らんまん 」野口五郎

    「 春らんまん 」野口五郎
    作詞 : 瀬高徹 作曲 :・ 編曲 : Osamu Shoji (東海林修)
    1977年4年13日~4月28日 ’77日生劇場特別リサイタル

    最近はこの日生劇場を聴いていますが
    「愛のラルゴ」など聴いていると
    うぅっ、と 胸に突き上げてくるものがあります。
    愛された記憶。
    愛に包まれた喜びを
    思い出します。

    なんといっても「リサイタル」という言葉がいい。

    コンサート、とは違う。
    一流の歌手だけが使えるような
    そんな響き。
    格が違うように思います。

    この日生劇場リサイタルは
    五郎さんの憧れでもありましたし
    大きなチャレンジでもありました。
    コンサートの最後には感極まって
    涙声で話す五郎さんの言葉があり
    これまた 思わずもらい泣きです。

    愛を語るように歌ってくださる五郎さん。

    迫力ある演奏をバックに
    五郎さんの声も艶やかに響きます。
    ファンとしても この場所でのリサイタルに緊張していたことでしょう。

    そんな中で
    ふっと 身体の力が抜けて
    おもわず笑って ほっとできる作品がこの「春らんまん」。

    自分より二枚目の男性と歩いているのを見てしまった自分は
    彼女に尋ねると 私は彼が好きなの、と言う。
    ショックを受けた自分は アランドロンの写真を手に
    この顔と同じにしてください、と 顔を変えに・・・・。

    そして包帯をまいたその顔で彼女に逢いに行き
    なんと「愛はやっぱり顔できまる」などと 
    自信満々に言い放つのだけれど
    彼とは別れたこと
    今までの自分が好きだと言われ 
    取り返しのつかないことをしてしまったと 愕然とするわけです。

    この なんとも面白いストーリー。
    五郎さんの表現がまた最高で、
    思わず可笑しくて吹き出してしまいます。

    特に得意満面に(といっても包帯を巻いているので顔が見えないのですが)
    「愛はやっぱり顔で決まる」などというところなど
    見えてないけど表情が見える、というのでしょうか。
    もう 爆笑ものです。

    五郎さんには こんな風に楽しい歌も沢山あって
    それもOsamu Shoji がスーパーマンなので
    どんな文章にも 曲を付けてしまえるからなのですが
    シナリオであろうと すべてに 曲を付けて編曲も出来てしまえるから
    楽しい作品は いくらでも作れたのだと思います。

    そして五郎さんの表現力は素晴らしく
    カックラキンで鍛えた 笑いの「間」が
    自然に身についていらっしゃるし
    声に表情がとてもおありなので
    本当に楽しくて笑ってしまう世界も
    歌で表現できる、ということなのだと思います。

    音の世界だけでこれほど表現できる、というのも
    素晴らしいことだと思います。

    それにはやはり 音楽から演奏まで作られた
    Osamu Shoji のお力も
    大きいのではないかなぁ、と思います。

    包帯を取った その下の顔が
    アランドロンではなく もとの顔だった、というところで
    なんだかほのぼのとして
    よかったな、って 心が温かくなったのを
    おぽえています。

    楽しい世界なので
    機会があれば お聴きいただきたいと思います。

    CDも出ていますので
    ぜひ 買ってお聴きください。(笑)

    77日生劇場

    「都会午前5時」(Wind of Change)野口五郎

    「都会午前5時」(Wind of Change)野口五郎
    訳詞:麻生香太郎 作曲:B&R Gibb 編曲:Osamu Shoji (東海林修)

    1975年11月15日        ゴローインサンプラザ~美しい愛のかけら~初演
    1976年2月7日~3月14日  明治チョコレートコンサート
    1976年2月22日          ラジオ「平凡アワー」
    1976年4月29日          GORO ON STAGE 故郷に帰るⅡ

    :この作品は サンプラザ「美しいかけら」のステージが初演。
    '95~'96前半にかけてステージで歌われた作品。
    パワフルで男らしい世界。
    19才から20才の五郎さん。

    敢えて ワイルドさと力強さを全面に出して
    特に ステージの始めに歌われています。

    歌番組も全盛期。
    毎日どこかのテレビ局で歌番組があった時代。
    アイドル雑誌の取材やラジオの番組。
    三か月おきには新曲のレコーディング。
    アルバムのレコーディング。
    そしてまた ステージ用の新曲を引っ提げて
    全国津々浦々
    コンサートに飛びまくっていた五郎さん。

    考えただけで 目が回ります。
    これが嵐の日々でなくて 何というのでしょう。
    普通の人にはとても越えられません。

    「何処へ行くのか 何処へ  何処へ」

    そう問いながら 駆け巡られた日々だったのでしょう。
    この歌詞は五郎さんの正直な気持ちだと思います。

    そんな五郎さんにとって
    ステージに Osamu Shoji がいてくださることは
    どんなに心強く 支えになり、励まされたことでしょう。
    プロフェッショナルなOsamu Shoji の仕事ぶりを見て
    ホッとするとともに 学ばれたことは多かったことでしょう。

    「都会午前5時」
    若さと勢いを感じます。

    いつも思うのですが
    洋楽のカバーは 抜群です。
    やっぱりロックもいい!!

    五郎さんの まだ見ぬ魅力、炸裂です。

    晴れやかで パワフルで
    カッコいい。
    Osamu Shoji のアレンジは
    文句なく満点!!
    めちゃめちゃカッコイイ。

    五郎さんが カッコよすぎて もう
    この世の人に思えなーい!!

    これはきっと夢なのだっ
    なんてしびれるんだ!
    たまらないっ!

    「やがて こんな都会にも朝日が昇る
    ビルを染めて夜が明ける
    きみの胸にも 芽生えるだろう
    愛と夢と優しさ」

    人生はさすらうものですが
    朝日を浴びてまた旅立とう!!

    そんな風に 身体の中から力が湧いてくる。
    麻生香太郎さんの詩もいいなぁ!


    五郎さんの声の 低いところから高いところまで
    一曲ですべてを聴かせてくれるこのすごさ。

    五郎さんは 地声のままかなり高いキーを出されますが
    この作品では 力強いファルセットも聞けて
    聴いているほうが熱くなります。
    こんな高いところまで出るんだ~(*゚Q゚*)

    しびれるっ

    そして若さは武器なのだー!

    もう スカッとして 
    心もスッキリ!!

    私は思う。

    Osamu Shojiと五郎さんの洋楽のカバーは最強!!
    20170727goro3

    参考音源
    Bee Gees ''Wind of Change'' 1975

    「レット・イット・ビー・ミー」野口五郎

    「レット・イット・ビー・ミー」野口五郎
    訳詞 : 麻生香太郎 作曲 : G・Becaud 編曲 :: Osamu shoji (東海林修)

    1976年3月20~23日      日劇リサイタル~女友達初演
    1976年4月29日          GORO ON STAGE 故郷に帰るⅡ
    1976年7月20日~8月11日  全国縦断コンサート
    1976年9月放送          ラジオ「ホットヒット歌謡曲IN和歌山」
    1978年10月28日~11月12日 日生劇場特別リサイタル
    1979年2月24日~        立川市民会館他労音コンサート

    : Osamu shojiにより
    五郎さんのステージ用にお色直しをされた洋楽のカバーは
    五郎さんが より野口五郎らしく輝くような素晴らしいアレンジでした。

    それは すべてを包み込むほどの大きさで
    温かく胸に沁みる世界でした。

    これぞ歌手、野口五郎、と イメージする楽曲を上げよ、と
    問われたら
    多くの人がOsamu shoji作品を上げられるのではなかと思います。

    特に ステージの後半に歌われた楽曲は心を熱くするもので、
    圧巻です。

    五郎さんはOsamu shojiと一緒にステージに立たれた頃の作品を
    アレンジ等 その頃の印象のままに
    長く歌い続けられていますが
    Osamu shojiの編曲作品がベストであると
    考えていらっしゃるからだと思います。

    ステージの終りはさみしいものですが
    できるだけ穏かに
    また逢える楽しみを胸に残してお別れができるよう
    こんなすてきな世界を歌われていました。

    さよならじゃないよ
    きっと逢えるさ
    その日まで レット・イット・ビー・ミー 

     
    約束のある別れは晴れやかです。
    そんなすてきなフィナーレでした。

    1976年秋のコンサートで
    オリジナル曲「シー・ユー・アゲイン」が披露され
    その歌でコンサートを締めるようになられましたが
    それまでは この歌で締められることが多かったと思います。

    優しさと 情熱と
    約束の感じられる 「レット・イット・ビー・ミー」

    自分の小さな世界が
    大きく広がっていく。

    遠い夢の人が目の前に立ち
    歌ってくれる夢の時間。

    そう、夢の世界なのです。

    けれど
    たとえ夢の人であろうと
    この胸の熱さは本物です。

    素晴らしい作品が 
    今もこの青春を輝かせてくれます。

    ところで この作品は 日劇リサイタルで初披露されましてた。
    今も歌い続けられている「オールバイマイセルフ」を初披露されたのも
    日劇リサイタルでした。
    もちろん音楽は Osamu shojiでした。

    素晴らしいリサイタルの音源は
    レコード化やカセット化はされませんでした。

    音源は あるはずです。

    どうかユニバーサルさま、
    日劇リサイタルを
    音源化してくださいますよう
    お願い申し上げます。
    20170727goro3

    78日生劇場
    この二つのCDには この作品が入っています。

    Wikipediaより
    (Let It Be Me)は、ジルベール・ベコーが1955年にヒットさせた
    「神の思いのままに(Je t'appartiens)」に英語詞を付けた楽曲である。
    エヴァリー・ブラザーズが1960年に発表したバージョンにより世界的に広まった。」

    とのことで たくさんの人が歌われており
     スタンダードナンバーとなっていた作品だったことがわかります。
    60年代の伊東ゆかりさんのアルバムにも収録されていました。
    こちらも Osamu shojiによる編曲作品です。

    参考音源
    Let It Be Me
    Elvis 1970

    「ユー・アー・ソー・ビューティフル」野口五郎

    「ユー・アー・ソー・ビューティフル」野口五郎
    訳詞:麻生香太郎 作曲 : Bruce Fisher 編曲 : Osamu Shoji (東海林修)

    1975年 7月16,17日      GORO ON STAGE ひとりぼっちの栄光初演
    1975年11月  15日      ゴローインサンプラザ~美しい愛のかけら~
    1976年4月29日         テレビ「輝け!ゲバゲバ90分!!」

    野口五郎さんは 大変な人気者になられて
    それゆえ ファンも熱狂的になり
    失神する人も続出したそうです。
    コンサートといっても 歌を聴くどころではなく
    ファンが キャーキャー叫び続けるようなコンサートで
    レコードでも初期の実況録音盤を聴くと
    大変騒がしく この方たちは歌を聴きに来たのではないのか?と
    びっくりしたことを思い出します。

    ご本人もこれにはとても胸を痛められており
    ある時期、
    静かに聴いてほしい、とファンにお願いをされた、
    ということを聴きましたが

    この頃には ファンも 音楽を静かに聴くことができるようになっており
    レコードの音源も 音楽をじっくり楽しめる状態となっています。

    「ユー・アー・ソー・ビューティフル」は
    GORO ON STAGE ひとりぼっちの栄光、のステージでアンコールとして歌われました。

    そして この「ユー・アー・ソー・ビューティフル」で
    穏かで温かで しみじみとしあわせな時間をかみしめるような
    優しさのあふれるフィナーレとなりました。

    それまでのコンサートから
    また一段階 階段を上がられたという感じを受けました。

    ストリングスの豊かな調べや
    包み込むような金管の調べ
    素晴らしい演奏をバックに

    惚れ惚れするような
    まろやかで愛がいっぱいの歌声。

    これほどムードがあり
    これほどにスイートで
    これほどまでに優しい。

    「ありがとう」
    「またき来てくれる?」
    「また来てよ」
    「さようなら」

    こんな言葉も
    この音楽の中で聴けば
    涙があふれるほど胸に響き
    胸がいっぱいになったものです。

    Osamu Shojiの音楽というのは
    ダイナミックでありながら
    とても繊細で

    格調高くムードがありますから

    五郎さんの持っていらっしゃる繊細さや
    甘いムードが
    見事に融合して
    とても素晴らしいステージとなっています。

    今聴くと さらに素晴らしさがよくわかります。

    この歌は ゴローインサンプラザ~美しい愛のかけら~でも披露されましたが
    音源化されていません。
    音源があることは間違いないので
    いつか 世に出てくることもあろうかと思っています。

    それを願い、 私は語り続けております。

    ****

    2016年7月27日アルバムが復刻されました。
    ひとりぼっちの栄光

    GORO ON STAGE ひとりぼっちの栄光<タワーレコード限定>
    http://tower.jp/item/4300271/GORO-ON-STAGE-%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%81%BC%E3%81%A3%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%A0%84%E5%85%89%EF%BC%9C%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E9%99%90%E5%AE%9A%EF%BC%9E

    参考音源
    You are so beautiful.
    Joe Cocker
    1974,8

    「下落合」野口五郎

    「下落合」野口五郎
    作詞・麻生香太郎 作曲・東海林修 編曲・Osamu Shoji(東海林修)
    1976年7月20日~8月11日  全国縦断コンサート

    Osamu Shoji&野口五郎作品では
    実は音源化されていない作品がたくさんあります。

    Osamu Shojiが コンサートの音楽を担当されていた時代
    全国を五郎さんと共に回られていた頃は
    シーズンごとに コンサートで新曲を次々と発表されていました。

    音源化されなくても 五郎さんのために
    Osamu Shojiは 素晴らしい作品を作り続けられていました。

    「船出」
    「ぼくは道化師」
    「四回戦ボーイ」
    「下落合」
    「砂浜で」
    「宇宙船地球号」
    「いつかあの日の歌が・・・」
    etc・・・

    こんなすごいお宝が
    レコードやカセットやCDになっていないんですっ!!

    こんなに残念で
    こんなに悲しいことはありません。

    本当にいいんですかっ
    それでいいのですか!!
    と私は問いたい。

    なぜこうして語れるかというと
    当時 ラジオ番組などで
    そのコンサートを紹介されていたからです。

    ということは
    音源は必ずある!!ということです。

    そういう可能性がある限り
    私は叫ばずにいられません。

    「下落合」

    6月のある日 ほんの気まぐれから
    乗ってみたんだ 地下鉄東西線


    歌が大好きで
    歌手になりたくて上京して
    レッスンに通っていた
    あの日々を振り返る。

    心は もはや あの日の少年。

    夢を叶え
    スターダムを駆け上がり
    まばゆい光の中へ・・・・

    だけど人間というものは
    忘れてはいけないことがある。

    青春の光と影、
    掴んだもの 失ったもの。

    けれど考えている余裕などなく
    走り続けなければならない。

    人生は 自分の意志だけでなく
    何かに突き動かされて進んで行く。

    そういう切なさは
    生きていれば誰しも経験すること。
    だからこんな世界が
    グッと胸に来る。

    「車内広告に僕が出ている 今では顔を隠して歩く 
     幸せなんだと言い聞かせてみても 大切な何かを僕は失くした」


    この歌詞が 泣けてしまう。

    この歌に 間違いなく励まされて
    私は いつも口ずさんで 生きてきたように思います。

    '76 全国縦断コンサート

    「流氷」野口五郎

    「流氷」野口五郎
    作詞・麻生香太郎 作・編曲・Osamu Shoji (東海林修)
    1977年   日生劇場特別リサイタル

    この作品は 1977年の日生劇場特別リサイタルのために作られ
    披露された作品。

    華やかなオープニング「HEY MIXER」のあとの二曲目。

    シンセサイザーの神秘的な調べ
    一瞬にして空気も変わり
    氷の世界の中に佇むよう。

    そこはもう 劇場の中にあらず。
    流氷流れるオホーツクを目の前にするようです。

    音楽によって まるでテレポーテーションのように
    瞬間的に自分の身体が移動したかのように感じられるのは
    何よりOsamu Shojiの 
    プロフェッショナルな技があればこそ、で
    Osamu Shojiは野口五郎さんのステージを
    より感動的に よりクールに演出をされていました。


    「流氷」
    雄大で大きな自然。

    そして忙しく目の前のことに追われ
    今を生きている私たち。
    なんて小さくささやかなのだろう。

    スケールの大きな音楽によって
    さらに鮮明に感じられます。

    ロングトーンの多いこの歌。
    歌の上手さが試されるような作品でもあります。

    最後は これぞ 野口五郎というような
    迫力のハイトーンで 聴く人の心を掴みます。

    「地球はゆっくりと廻りはじめ
      春だ」


    春は 勝手にやって来るものと思っちゃいけない。
    自分で感じて 自分で春を掴み取るもの。

    そんな強い意志と
    希望が湧いてくる 大きな楽曲です。

    77日生劇場