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    「草の鏡」久美 かおり (2)

    「草の鏡」久美 かおり (2)
    作詞・なかにし 礼 作・編曲 Osamu Shoji(東海林 修)

    1968年7月に「くちづけが怖い」でデビューした 久美かおりさんの
    セカンドシングル「今日から私は」のB面の作品。

    前にも書きましたが もう一度書きます。

    今日は ゆかりさんの コロンビア時代の「今日から私は」を聴いていて
    あぁ 久美かおりさんの「今日から私は」は どんなだったかなぁ、と
    聴きたくなり 久美かおりさんの作品を聴きました。

    伊東ゆかりさんの「今日から私は」は とても艶やかで
    しっとりとしたお色気があり 華やかな感じになっています。
    でも 久美かおりさんの 「今日から私は」を知っていると
    やっぱり 久美かおりさんの作品が不思議と聴きたくなります。

    久美かおりさんは 映画でジュリーの相手役に選ばれたばかりに
    当時のジュリーファンからの嫉妬等を浴び大変だったそうです。
    活動期間も短く コンプリートのCDの曲目を見ても
    たったのこれだけ?と驚くくらい 少ないのですが
    でも 期間とは関係なくOsamu Shojiの作・編曲作品で
    レコード大賞新人賞も受賞されていますし
    今聴いても素晴らしい楽曲に恵まれていました。

    こうして 復刻もされて聴ける状態にあることが
    すべてを物語っていると思います。

    なにしろOsamu Shojiの和製ポップス、というか
    「歌謡曲」を聴けるのは この方の作品くらいで
    とても貴重となっています。

    Osamu Shojiとしてはファーストシングルとしては
    ほんとうは B面の「夜明けの海」を・・・という想いがあったと思いますが
    何しろあの時代は ムード歌謡が全盛の時代で
    「くちづけが怖い」になった、のでしょう。

    でも 今となれば Osamu Shoji&なかにし礼というコラボも珍しく
    貴重な作品群となっています。

    特に私が好きな世界が「草の鏡」で
    このことは前にも書いたのですが
    幻想的で 美しい 物語の世界のような作品となっています。

    ストリングスも心を満たすもので
    まさに夢の世界。

    A面にされなかったことが残念でなりません。

    こんな名曲が 世の中の人の耳に届かずに終わってしまうことは
    残念でならないので
    今一度 この作品のことを書き
    できたらCDを買って 聴いていただければなぁ、と思うわけです。

    久美かおりさんの 
    少しハスキーで
    少し遠慮がちに歌われるような
    素朴な歌い方が
    聞き慣れると なんとも愛おしく感じられます。

    私は この方の作品に
    一時期の自分を投影して聴いてしまい、
    胸が熱くなるのですが
    短く不遇であった 夢の日々であっても
    過ぎてみれば
    良き思い出として 残るものではないかと思います。

    私の大好きな世界です。

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    (2014/04/16)
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    「小指の想い出」伊東ゆかり (「伊東ゆかりリサイタル」)

    <オリジナルメドレー>「小指の想い出」伊東ゆかり (「伊東ゆかりリサイタル」)
    作詞・有馬美恵子 作曲・鈴木淳  指揮・ 編曲・Osamu Shoji( 東海林 修 )
    1969年11月8日 サンケイ・ホール
    発売1970 「わたし」~伊東ゆかりリサイタル~ 

    華やかで スターの風格と優雅さの感じられるこのステージ。
    Osamu Shojiのステージの音楽は見事で
    まさに夢の世界です。

    オリジナルヒットメドレーも
    オリジナルの雰囲気は変えられずに
    さらに熱くムードがある演奏にされて
    とにかくステージのオリジナルが輝いています。

    「小指の想い出」は ゆかりさんの大ヒット曲で
    ゆかりさんの代表作品となりましたが
    当時 ご本人は この歌を歌うことが嫌だと
    抵抗されたというようなことを聴いたことがあるような気がします。

    考えてみると 当時の流行歌は
    今の時代では考えられないような
    お色気むんむんの路線の作品が
    支持された時代で
    女性歌手のみなさんは
    本当に自分の意志を押し通すこともできず
    大変な時代だったのだなぁ、と思います。

    けれど この作品が売れたのは
    ゆかりさんの清楚さや 品の良さがあればこそで

    そういう基盤をつくられたのは
    Osamu Shojiのお力が大きいのではないかなぁ、と
    私は思うわけです。

    「愛するあした」など 清々しく美しい作品なのですが
    本当にOsamu Shojiの作品は
    30年も40年も時代を先取りしていたのだなぁ、と思います。



    わたし - 伊東ゆかり リサイタルわたし - 伊東ゆかり リサイタル
    (2014/10/25)
    伊東ゆかり

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    1. 恋のおもかげ
    2. ポップス・メドレー(バケーション~ロコ・モーション~ビー・マイ・ベイビー~ネイビー・ブルー~ボビーに首ったけ~恋の売り込み)
    3. 恋する瞳
    4. オリジナル・メドレー小指の想い出~恋のしずく~朝を返して)
    5. 青空のゆくえ
    6. 信ちゃんとママ(シャボン玉一つ~七つの子~黒ネコのタンゴ~マンマ)
    7. 雨(あめふり~)
    8. ピッコラ・ピッコラ
    9. 思い出のサンフランシスコ
    10. 宿命の祈り
    11. 愛する明日

    y19.jpg

    「許されない愛」 沢田 研二 (2)

    「許されない愛」 沢田 研二
    作詞・山上路夫 作曲・加瀬邦彦 編曲・Osamu shoji(東海林修)
    1972年3月シングル発売
    アルバム「JulieⅡ」

    最近は 穏やかで優雅な世界「Julie」の方を
    よく聞いていたのですが
    今日は久々に「JulieⅡ」を出して聴いてます。

    一枚のアルバムでひとつの物語となっているので
    聴いていると 物語に感情が深く入って行ってしまい
    ついつい聴き入ってしまうので
    何かをしながら・・・というわけにいかなくなるのですが
    胸が苦しいほどに 人を愛した記憶がある人ならば
    この世界は涙なくして聴けない世界です。

    この曲のレビューは前にも一度書きましたが
    ジュリーのラジオでの貴重なお話しも一緒に書いておりますので
    この記事はぜひ読んでいただきたい記事となっています。
    読んでいただけるとうれしいです。
    http://palette036.blog.fc2.com/blog-entry-128.html

    そして先日 CSの GOROさんの冠番組で
    よっちゃんと音楽の話をされていたのですが
    この「許されない愛」のイントロについても話されていました。
    この印象的なイントロ、このリズム。
    東海林先生に このイントロについて尋ねられたそうです。
    そうしたら 「タンゴ」だと・・・・。
    そのことに感動されていました。

    あぁ すごーーい 。
    そうだったのかーーっ。
    わたしも聴きながら感動してしまいました。

    ものすごくかっこいいんですけれど
    こうして みんなが尋ねたくなるくらい
    Osamu shojiの音楽って すごいんですよね。

    この歌、いつ聞いても胸が熱くなり
    うっ、ときてしまいます。

    ジュリーの歌声も しびれます。

    人を愛するということは
    苦しむことのように思います。

    胸をかきむしり、
    悶え苦しむ。

    若ければ それも力になる。

    だけど 年を取ると その苦しさは命取りになります。

    ジュリーの歌の中で
    この狂おしさを感じるのがいい。

    私は最近 そんな風に思います。

    こんなかっこいい 素敵な歌が
    この世に存在することが素晴らしいことだと思います。



    許されない愛