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    「思い出は朝陽のように」川村純子

    「思い出は朝陽のように」川村純子
    作詞・安井かずみ 作曲・ガーション・キングスレイ 編曲・Osamu Shoji (東海林修)
    1970年4月発売シングル 日本初のモーグ使用作品

    この作品はOsamu Shojiが出されていた作品集の中に入っており
    ライナーで少し説明もあったのですが

    この作品については どういう経緯で
    このような作品が生まれたのか 
    ぼんやりとして よくわからりませんでした。

    最近 このレコードがネットで販売されているのを知り
    有難いことに そのライナーの写真があったため
    その経緯を知ることができまして 
    ずっとわからなかったことがわかり
    なんだかとても すっきりとした気分です。

    このレコードは アルファレコードより発売されており
    かねてから モーグシンセサイザーに注目されていた村井邦彦氏が
    モーグシンセサイザーとポピュラー音楽との
    融合の第一歩として発表されたのかなぁと思うのですが
    キングスレイからの相談を受けて村井氏が
    川村純子さんを推薦したと書かれています。

    そしてこのシングルのB面は キングスレイの「ホップコーン」となっています。
    「ホップコーン」といえば 誰もが知っている音楽だと思いますが
    私が知っているのは ホット・バターがカバーされた作品の方だったのだなぁ、
    ということも 今回わかりました。

    川村純子さんは 武蔵野音大出の
    シャンソンやカンツォーネを歌われる歌手だったそうで
    さすがに声が良く 大らかで心地良い歌声です。
    しかし これほどまでに歌がお上手な川村さんでも
    この曲の難しさには苦戦されたのだろうと勝手に思うわけですが
    まず 凡人の私には覚えられない曲です。

    今もまだ あなただけを愛し続ける私
    幸せさえ 途切れることもある
    涙とあなたの思い出が
    青い空のように なぐさめをくれる


    このような上ったり下りたりとても難しい曲に 
    このようなすてきな詩を書かれる
    安井かずみさんも素晴らしいと思います。

    そして やっぱりOsamu Shojiの編曲は
    プロフェッショナルで見事です。

    涼しいお顔で 
    「はい、出来ましたよ」と
    差し出される東海林先生のお顔が
    目に浮かぶようです。

    第一号という歴史に残る作品に携わられたことは
    ほんとうに嬉しい事です。
    歌謡界を牽引されてきた歴史を
    またひとつ知ることができました。
    思い出は朝陽のように

    こちらのOsamu Shoji作品集にも収録されています。
    作品集「愛する明日」


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