シンセサイザーを使った歌謡曲
随分と間が開いてしまいましたが
音楽は 常に聴いておりました。
途中に夢にも先生が出てこられまして
それはとても良い夢だったのですが
私も忙しく落ち着いて文章を書くことも叶いませんで
聴くだけの日々をすごしておりました。
今日は趣向を変えて
歌謡曲で聴くOsamu先生のシンセサイザー音楽の作品を
取り上げてみたいと思います。
まず日本においてモーグシンセサイザーとポピュラー音楽との
融合の第一号となった作品は
川村純子さんの「思い出は朝陽のように」だと聞いております。
もちろんOsamu先生の編曲によるものですが
歌謡曲という括りではなかったかなぁと思います。
歌謡曲で 先生のシンセサイザーがフューチャーされた作品について
取り上げてみたいと思いました。
1974年 今陽子「さよならの嵐」1974年
千家和也/加瀬邦彦/OsamuShoji
パワフルなイントロ、間奏、エンディング、曲の途中に
スパイス的な感じで
モーグシンセサイザーがフューチャーされているのですが
とても新しい風を感じるものでした。
スカッするような作品。
私は 中古レコードを手に入れました。
聞けて万歳です!
フォーリーブス「手さぐりの時代」1974年
水野玲子/OsamuShoji(東海林修)
前記の「サヨナラの嵐」はメインは生楽器によるものでしたが
こちらの作品は シンセサイザーがメインとなっています。
この作品は 私も特に好きな作品なのですが
本当に天国に昇って行くような気分になります。
シンセの響きが胸にしみわたり
生きてきた道を振り返り手を振りたくなるような
そんな世界。
過去の自分との決別をして
新しく生まれ変われる気分になれる歌です。
「箱舟の帰還」野口五郎 1975年
麻生香太郎/OsamuShoji(東海林修)
名曲中の名曲。
聞けばわかる。
魂が震える作品。
こんな名曲を作っていただけた五郎さんは
本当に幸せな方です。
「燃えつきた二人」沢田研二 1975年
松本隆/加瀬邦彦/Osamu Shoji
この歌の切なさ美しさ哀しさは
理屈ではなく 心で感じられるもので
子供ながらに この歌を聴いた時
ただただ涙がとめどなく流れて
大好きだと思ったのです。
その出会いからずっと 聴く度に泣ける歌。
どうにもならないことがあるのがこの世の中ですが
"別れがせめてのやさしさでしよう"と
孤独に漂うこの心を受けとめて
肩を抱いてくれる歌。
Osamu先生のシンセサイザーが泣かせてくれます。
「21世紀箱舟の出帆」野口五郎 1976年
麻生香太郎/OsamuShoji(東海林修)
このお二方の作品は神がかっており
予言者のようでもあり
遠くが見えているようでもありました。
まだ20世紀 21世紀には四半世紀もあった1976年に
こんなすごい作品が発表されたのです。
神的な作品なのです。
私はこの作品を聴くと
「いでよシェンロン!」という 言葉が口を突いて出てしまうのです。
まるで神龍が 大きな空いっぱいに現れる感じがします。
五郎さんの
生きている限り歌を歌いつづけたい、という願いを
シェンロンが叶えてあげられたんだと 私は感じます。
それは夢物語であったとしても
そういう 神的なものを強く感じる作品です。
「さらば愛の季節」ヒデとロザンナ 1977年
橋本 淳/Osamu Shoji( 東海林修 )
80年代には 当たり前のように
シンセサイザーの音楽に変わっていきましたが
まだこの頃は そんなになかった時代でした。
先駆者ともいえるOsamu先生のお仕事は
常に人の前を走っておられました。
そういうことも きちんと評価されることを
私は願っています。
この作品も シンセサイザーがメインで
美しい海の景色や思い出が
鮮やかに映し出されるようなシンセサイザーの音楽となっています。
ロザンナさんの 歌声も魅力があり
ヒデさんの歌声は 過去をクールに振り返ることもさせてくれて
とても素晴らしい出来なのです。
最後の 「ひろしーーーーーーーーーっ」
という叫びは
賛否両論ございましょうが
私は いっしょになって 叫んで嗚咽するタイプなものですから
私の心には深く染み 感動する大好きな作品です。
この叫びは必要です。
こんなことを書くと
どんな悲惨な恋愛をしてきたのかと思われるかもしれませんが
困ったことに 私は意外とモテモテの人生でございました。
悪しからず。
おほほほ~。
冗談は抜きにしまして機会がございましたら
ぜひ聴いてみていただけたらと思います。
以上です。
音楽は 常に聴いておりました。
途中に夢にも先生が出てこられまして
それはとても良い夢だったのですが
私も忙しく落ち着いて文章を書くことも叶いませんで
聴くだけの日々をすごしておりました。
今日は趣向を変えて
歌謡曲で聴くOsamu先生のシンセサイザー音楽の作品を
取り上げてみたいと思います。
まず日本においてモーグシンセサイザーとポピュラー音楽との
融合の第一号となった作品は
川村純子さんの「思い出は朝陽のように」だと聞いております。
もちろんOsamu先生の編曲によるものですが
歌謡曲という括りではなかったかなぁと思います。
歌謡曲で 先生のシンセサイザーがフューチャーされた作品について
取り上げてみたいと思いました。
1974年 今陽子「さよならの嵐」1974年
千家和也/加瀬邦彦/OsamuShoji
パワフルなイントロ、間奏、エンディング、曲の途中に
スパイス的な感じで
モーグシンセサイザーがフューチャーされているのですが
とても新しい風を感じるものでした。
スカッするような作品。
私は 中古レコードを手に入れました。
聞けて万歳です!
フォーリーブス「手さぐりの時代」1974年
水野玲子/OsamuShoji(東海林修)
前記の「サヨナラの嵐」はメインは生楽器によるものでしたが
こちらの作品は シンセサイザーがメインとなっています。
この作品は 私も特に好きな作品なのですが
本当に天国に昇って行くような気分になります。
シンセの響きが胸にしみわたり
生きてきた道を振り返り手を振りたくなるような
そんな世界。
過去の自分との決別をして
新しく生まれ変われる気分になれる歌です。
「箱舟の帰還」野口五郎 1975年
麻生香太郎/OsamuShoji(東海林修)
名曲中の名曲。
聞けばわかる。
魂が震える作品。
こんな名曲を作っていただけた五郎さんは
本当に幸せな方です。
「燃えつきた二人」沢田研二 1975年
松本隆/加瀬邦彦/Osamu Shoji
この歌の切なさ美しさ哀しさは
理屈ではなく 心で感じられるもので
子供ながらに この歌を聴いた時
ただただ涙がとめどなく流れて
大好きだと思ったのです。
その出会いからずっと 聴く度に泣ける歌。
どうにもならないことがあるのがこの世の中ですが
"別れがせめてのやさしさでしよう"と
孤独に漂うこの心を受けとめて
肩を抱いてくれる歌。
Osamu先生のシンセサイザーが泣かせてくれます。
「21世紀箱舟の出帆」野口五郎 1976年
麻生香太郎/OsamuShoji(東海林修)
このお二方の作品は神がかっており
予言者のようでもあり
遠くが見えているようでもありました。
まだ20世紀 21世紀には四半世紀もあった1976年に
こんなすごい作品が発表されたのです。
神的な作品なのです。
私はこの作品を聴くと
「いでよシェンロン!」という 言葉が口を突いて出てしまうのです。
まるで神龍が 大きな空いっぱいに現れる感じがします。
五郎さんの
生きている限り歌を歌いつづけたい、という願いを
シェンロンが叶えてあげられたんだと 私は感じます。
それは夢物語であったとしても
そういう 神的なものを強く感じる作品です。
「さらば愛の季節」ヒデとロザンナ 1977年
橋本 淳/Osamu Shoji( 東海林修 )
80年代には 当たり前のように
シンセサイザーの音楽に変わっていきましたが
まだこの頃は そんなになかった時代でした。
先駆者ともいえるOsamu先生のお仕事は
常に人の前を走っておられました。
そういうことも きちんと評価されることを
私は願っています。
この作品も シンセサイザーがメインで
美しい海の景色や思い出が
鮮やかに映し出されるようなシンセサイザーの音楽となっています。
ロザンナさんの 歌声も魅力があり
ヒデさんの歌声は 過去をクールに振り返ることもさせてくれて
とても素晴らしい出来なのです。
最後の 「ひろしーーーーーーーーーっ」
という叫びは
賛否両論ございましょうが
私は いっしょになって 叫んで嗚咽するタイプなものですから
私の心には深く染み 感動する大好きな作品です。
この叫びは必要です。
こんなことを書くと
どんな悲惨な恋愛をしてきたのかと思われるかもしれませんが
困ったことに 私は意外とモテモテの人生でございました。
悪しからず。
おほほほ~。
冗談は抜きにしまして機会がございましたら
ぜひ聴いてみていただけたらと思います。
以上です。
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