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    「地下室のメロディ」 野口五郎

    「地下室のメロディ」 野口五郎
    作詞・藤 公之介 作曲・編曲 Osamu Shoji (東海林修)
    1977年10月7日~11月19日  秋の六都市コンサート

    まだ10代の頃に聴いた「地下室のメロディ」。
    藤 公之介さんの詩は 随分と大人で
    少し難しい感じさえしましたが
    なにしろ 当時の自分が若かったからです。

    それでも 色んな困難や
    心がくじけそうになる時は
    この「地下室のメロディ」がいつも
    心に流れていました。

    「人は誰も心の中に
    持ってるのさ 暗い地下室を」

    当時から きっと人はそうなんだろうと思ったのです。

    「胸に刺さる哀しみばかり
    ひとつひとつぼくは仕舞い込み
    この耳ふさぎつづけた
    思い出には引き込まれたくなくて」

    ここが 当時から特に好きでした。

    人は きっと心に
    哀しみを仕舞い込む地下室を
    持っていなければ
    生きていけないのではと思うのです。

    この歌を聴いて
    そうか 胸の中に仕舞い込める地下室を持つことも必要なんだ、と
    歌で悟った気がします。

    そうして 長く生きて

    年月を重ねて
    この歌の次の詩も 実感するようになりました。

    「カギ穴からもれて来るよ 愛のメロディー
     むかしの哀しみ もう ほろ苦いだろうか」

    そう・・・・
    ほろ苦いけれど 甘く 心をなぐさめてくれるなのですね。

    藤 公之介さんは 人生を悟った方なのかもしれません。

    この曲は 秋と言う季節にぴったりで
    セピア色のアルバムをイメージするような
    胸に沁みる一曲となっています。

    豊かなヴァイオリンの調べも
    Osamu Shojiならではで

    五郎さんも表現力豊かに

    とても難しいこの楽曲を
    見事に歌いあげていらっしゃいます。


    追記・この作品が収録されている'77秋の六都市コンサートは
    2016.09.28 タワーレコードさんにより 復刻されました
    五大都市コンサート76

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