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    「ア・ソング・フォー・ユー」野口五郎

    「ア・ソング・フォー・ユー」野口五郎
    訳詩・安井かずみ 作曲・Leon Russell  編曲・Osamu Shoji(東海林修)
    1974年 GORO IN SUNPLAZA 

    このステージよりOsamu Shojiが五郎さんの音楽を担当されるようになりました。

    Osamu Shojiが ステージを担当された時期には
    驚くほどに ワンステージで たくさんのオリジナルの新曲を披露されていました。
    初めて聴く洋楽もいっぱいあり
    とにかく いちはやく良い音楽は取り入れて歌われていたように思います。

    その二つのことについては
    Osamu Shojiのお力が大きかったと思います。
    このステージでは長い長い20分を越える「愛の肖像」を披露されましたが
    Osamu Shojiがスーパーマン的に
    音楽を作れる方だったから・・・ということも言えると思います。

    そして洋楽は まるで五郎さんの持ち歌かと思うほどに
    ピッタリのアレンジで聴かせていただけました。
    本当にかっこ良かったのです。

    私は ひとつ残念に思うことがあります。
    それは 五郎さんのオリジナル作品に
    安井かずみさんの作品がないことです。

    沢田さんもひろみさんも秀樹さんもあるのに
    五郎さんだけは なぜか一曲もない。
    それが ただひとつ 残念に思うことです。

    けれど ただ一曲、
    このカバー作品は 安井かずみさんの詩です。
    本当に貴重な貴重な作品です。

    なぜに残念に思うかというと
    この曲があまりにも 五郎さんにぴったりで
    五郎さんが輝く作品だからです。

    ポリドールの先輩をさしおいて
    五郎さんはお願できなかったのかもしれない、と
    ふと考えますが 
    ご縁がなかった、ということでしょうか。

    残念がるのは もうこれくらいにして

    この歌が 本当に胸に沁みますし
    五郎さんの「心」を映しているように感じ
    感動します。

    黙っていたけど知っていた
    あなたがこれまでとう愛して
    どんな風に思っていてくれたのかを
    だから今 この歌を ソング フォー ユー


    「黙っていたけど知っていた」
    この詩がたまらくいい。

    五郎さんからしたら
    「何も語れず ただ歌い続けるしかない自分。」

    ファンからしたら
    「たくさんの中の一人で どんなに思っても知られることのない自分。」

    そのさみしさや虚しさが
    この一曲で 開放されたような気がするのです。

    何も言ってくれないけれど
    きっとわかっていてくれるよね、って
    ファンは 信じれたし

    みんなが自分を信じ
    きっとついて来てくれる、って
    五郎さんは思えばこそこの歌を歌ったのだと思います。

    この歌を聴いた時
    本当に泣けたのですが
    それは 五郎さんと心が通じたように思えたからです。

    カバー曲とはいえ
    この世界は 五郎さんならでは、です。

    Osamu Shojiは 素晴らしい音楽で
    五郎さんとファンの心をつなぐ
    架け橋になってくださいました。

    そしてこの作品は誰が聴かれても
    素敵だ、と言っていただける作品だと確信しています。

    素晴らしい音楽を作ってくださったOsamu Shojiに
    心からの感謝を。

    愛の肖像

    参考音源
    A Song For You
    Leon Russell 1970
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